6月に新DLC「Common Sense」が発売されたEuropa Universalis 4ですが、「Common Sense」発売後も開発日記の投稿が続けられています。EU4Wikiで翻訳されているのですが、いくつか抜けがあるようですので、そのひとつである6月18日分の開発日記の内容を簡単にご紹介。
2015/9/14 8月14日分の開発日記についての記事へのリンクを追加。
概要
6月18日分の開発日記はそれまでに実装されていた機能などの修正について。
ランダムな新世界
- 「ランダムな新世界」は当初の設計どおり動いたが、よくないように感じた。生成される大陸はいいようには見えなかったし、この機能をオフにさせるなにかがある。
- 「ランダムな新世界」に我々があまり時間をかけなかったわけでも、コードがまずかったわけでもない(時間については、国家のカスタマイズを含めた他の変更よりかけている)。問題は元のデザインにある。
- 「ランダムな新世界」のデザインでは、3つの目標を設定した。予備的な生成が必要ないこと、プレイヤーを10分以上待たせない程度に素早く生成できること、見た目や感じがいいことだ。
- だが、3つすべてを達成できないとわかったのは、何週間も後のことだった。見た目のよい世界を作ろうとすれば生成に時間がかかり(予備的な生成をするか、長い時間待つかのどちらか)、素早く生成しようとすれば見た目のいいものはできなかった。前者は今までやってきたことをすべて投げ出さなければならなかったので、今ある最善のものを公開しようと決めた。
- ゲーム開始やロードに10~15分も待たせずに見た目のいいランダムマップを生成するのには、多くの制限があった。そのため、異なる方法で一から作り直すしかなかった。
- しかし、これについてそう遠くない将来になにかが動きがあるだろう。約束はできないが。
ホットジョイン
- 今までの開発日記では取り上げなかったが、我々はホットジョイン機能が壊れていることをわかっているし、これを直そうとしているところだ。
- もっとよい方法があるかもしれないが、1.8までのメジャーパッチで徐々に直していくつもりだ。新要素のために、古いものを修正していくほうを優先しなければならない。
高地の湖
- チチカカ湖や色林湖のような、おかしな見た目の湖がゲーム中にいくつかある。
- これは時間節約のために湖に海の水位を適用した結果で、社内では「滅びの山」と呼ばれていた。数日後修正されたが、6月の後半に「サウロン」がまた別のものを発見した。(「滅びの山」も「サウロン」も『指輪物語』ネタ)
おまけとしてEU4で最もプレイされている国家についての記載がありますが、1位はなんとカスタム国家なのだそうな。2位以下は、イングランド、フランス、カスティーリャ。1444年シナリオで「興味深い国家」に入っていないのはブランデンブルクのみとのこと。
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