「クフャトコフスキ支隊の軌跡」第46回は1942年1月、ムススの戦い。クルセーダー作戦は終わっても、北アフリカでの戦いは続く……。
1942年1月 ムスス
42年1月、連合軍は甚大な損害を蒙りつつも、枢軸軍の拠点であったアジェダビアを攻略。これによりキレナイカ地方は連合軍の制圧下となり、北アフリカ戦線は300マイル以上西に移動し、クルセーダー作戦は成功裡に終わりました。クフャトコフスキ支隊は枢軸軍の掃討に取り掛かり、ムススにてドイツ軍の一隊を発見。戦闘となりました。
戦闘序列
- A0 支隊司令部――クフャトコフスキ中佐
- B0 歩兵中隊司令部――ライェウスキ大尉
- B1 工兵分隊――マズロフスキ伍長
- C0 第1小隊第1分隊――トルツァスカ中尉
- C1 第1小隊第2分隊――ヤゴジンスキ伍長
- C2 第1小隊第3分隊――プルジボルスキ伍長
- C3 第1小隊第4分隊――ミチェク伍長
- E0 第2小隊第1分隊――スジマンスキ大尉
- E1 第2小隊第2分隊――チャルネッキ伍長
- E2 第2小隊第3分隊――ドロブヌィ伍長
- H0 3インチ迫撃砲班――クビアク中尉
- I0 前進観測班――カチマレク中尉
- J0 バレンタインII歩兵戦車――スチャルスキ大尉
- L0 司令部付中型トラック――ラコウスキ大尉
いつもどおり、コアユニット、サポートユニットの変更・追加はなし。ターン数は12ターンに設定。
敵戦力は、前回は「決定的勝利」だったため、200%×前進戦0.5倍=100%となります。ついに2倍に到達……。
作戦
南側は移動速度が落ちるSoft Sandが多いので、比較的この地形が少ない北側から前進。北のVPを確保後、南進していきます。
地形のせいというのもありますが、どちらかにVPが寄った場合は少ないほうから取りに行くほうが楽なような気がするというのもあります。
1~2ターン目
視界はいいのですが、まだ敵を発見できず。
3~4ターン目
ずいぶん遠くからの機関銃射撃によって足止めを食らうという状態。MG34の射程は脅威の36マス。マップが40×60なので、ほぼどこにいても撃たれるという恐ろしいユニットです。
5~6ターン目
4ターン目の敵ターンに北のVPの前に陣取っていた5cm PaK38対戦車砲2門の猛烈な射撃を食らい、バレンタイン戦車が撃破されるという非常事態が発生。なんとかクルーは脱出したものの、対戦車戦力がいなくなってしまったので、敵戦車が出てこないことを祈るばかりです……。
さらに5ターン目には敵砲兵の正確な砲撃を食らって第1小隊が大混乱。しかも南側からは敵歩兵の射撃があり、第1小隊は危機的状況にあります。
7~8ターン目
敵砲兵は片付けることができたものの、遠距離から射撃してくる敵重機関銃が非常にうっとうしく、煙幕を焚きながら少しずつ前進するのみ。重機関銃がこれほど強力とは、まったく意外でした。
9~10ターン目
煙幕によって敵の射撃をかわしながらなんとかVPに到着。しかしながら、もう煙幕は弾切れになり、この先の見通しが立たない状況。VPひとつの確保で精一杯か……。
11~12ターン目
煙幕を持っているユニットの配置の関係で、VPを占領しきることもできず、結局このまま動けずに終了。なんと不甲斐ない……。
戦闘終了
13ターンで戦闘終了。結果は「惜敗」。しかし第1小隊第1分隊が壊滅。内容も決していいものではありません。
今回は敵の主力とぶち当たってしまったというのもありますが、敵重機関銃が非常に強力で、重機関銃のために負けたと言ってもいいでしょう。なんとかして無力化できるようになればいいのですが……。砲兵の煙幕射撃が対策のひとつになりそうな気がします。
そして、クルセーダー作戦が終わったらアップデートしようと思っていましたが、クルセーダー作戦が終わっても北アフリカ戦線が終わらないという……。とりあえず北アフリカ戦線終了までは現行バージョンのままで行くことにします。
次回:クフャトコフスキ支隊の軌跡 第47回
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