「Expeditions: Conquistador」プレイ日記:アントニオ・ドミンゲスの探検行 第5回は、反乱軍の2勢力を撃破して総督に報告したところから。今回でこのプレイ日記もおしまいです。
73日目
夜、夕食をとっていると、林から悲鳴が聞こえてきた。急いで声のしたほうに向かうと、ケガをしたアドリアーナが倒れていた。アドリアーナに話を聞くと、エステバン・ガリェーゴがイザベラをさらっていったという。アントニオはすぐに部隊を編成し、後を追った。
ガリェーゴはタイノ族を味方につけるためにイザベラをさらったようだ。アントニオは戦闘の末にガリェーゴの最後の部下を蹴散らして後を追ったが、既にガリェーゴは逃げおおせた後だった。
戦闘後、メルセデスは「イスパニョーラ島でエステバンが助けを求められそうな勢力は、北西に住むという野蛮なカリブ族だけだ」と述べた。イザベラをカリブ族の人食いと人身御供の儀式に捧げるのではないかという。二週間後には満月になるため、儀式はおそらくそのタイミングで行われる。イザベラを二週間以内に救出しなければならない。
80日目
7月31日、カリブ族の儀式の地に到着。イザベラはまだ生きているようだが、カリブ族によって暴行を加えられたようだった。
アントニオが進み出てイザベラの解放を要求すると、ガリェーゴはイザベラが総督のタイノ族服属の道具であると言った。ガリェーゴはアントニオになぜイスパニョーラ島に来たのかと問い、自然と調和して生きることができたこの土地に、文明の圧政をもたらしに来たのだとアントニオを非難した。
そうして議論しているうちに、イザベラは靴に隠した短剣を抜いてガリェーゴの胸に深々と突き刺した。ガリェーゴはイザベラに剣を振り下ろした。
ガリェーゴと彼に従うカリブ族との戦闘の後、敗れたガリェーゴは「レアンドラの略奪者たちはタイノ族の村を襲い、次はサント・ドミンゴを襲う。ノリエガでは対抗できんだろう」と告げた。アントニオは剣を抜き、ガリェーゴの首をはねた。
反乱軍の襲撃
その夜、野営地は反乱軍の襲撃に見舞われたが、なんとか撃退に成功した。
84日目
8月5日、イザベラが回復したと聞き、アントニオは彼女のテントを訪ねた。
イザベラはすっかり別人のようになっていた。やはりカリブ族による暴行が彼女の心にも深い傷を残したのだろう。
97日目
8月17日、島のほぼ東端にあるイグエイ村に到着。だが、既にレアンドラの略奪隊が襲撃した後だった。
レアンドラの兵士の話を聞くと、どうやらサント・ドミンゴ攻撃の準備は始まっているようだが、実行はアントニオの部隊の所在をつかんでからということらしい。
話を聞いていると、イザベラとリタが今すぐに奴らを攻撃すべきだと主張した。アントニオも同意し、部隊は村にいる反乱軍を包囲した。
反乱軍を壊滅させた後、アントニオはサント・ドミンゴへと急いだ。
101日目
8月21日、アントニオの遠征隊はサント・ドミンゴに帰還。アントニオはすぐさま総督府に駆け込んだ。
エステバンは死んだが、レアンドラ率いる反乱軍が襲撃してくるであろうということを告げると同時に、サント・ドミンゴの警鐘が鳴らされた。
ノリエガは、反乱軍が総督府とオサマ砦に戦力を集中させるだろうと予測し、部隊を率いてオサマ砦の防衛に向かった。イザベラはノリエガの部隊では兵力が少なすぎて守り切れないだろうと言い、小部隊を率いてノリエガの援軍に行きたいを申し出た。アントニオはこれを許可した。
総督府に殺到した反乱軍はアントニオ率いる兵のおよそ倍の数だった。アントニオは戦闘に敗れ、総督は殺害された。
オサマ砦
オサマ砦に向かうと、こちらは防衛に成功したようだった。だが、アントニオから総督府が陥落したと聞いて、ノリエガは港にいるというレアンドラを襲撃し、殺害するという、破れかぶれの作戦を立てた。アントニオはそれに乗った。
サント・ドミンゴ港
港には反乱軍の首魁、レアンドラ・ビスカイーノがいた。
イザベラを交えた論争の後、レアンドラは自らの野望を語った。そして、ノリエガとアントニオはその野望を打ち砕くために武器をとった。
アントニオは勝利した。レアンドラは最後にエステバンの名前を呼び、事切れた。
レアンドラが死んだことで反乱軍は統制を失い、ノリエガの兵に掃討され、あるいは森の奥へと逃げていった。
ノリエガはサント・ドミンゴの街を守れたことについてアントニオに礼を言い、船の返却と島を出るまでの支援を約束してくれた。
エル・ウンガロ
船の検分のために港に向かうと、鎧に身を包んだ背の高い男に呼び止められた。ラースロー・パウリックと名乗ったその男は、アントニオの新大陸探検に参加したいのだという。というのも、以前新大陸に向かったフェリペ・グティエレスというコンキスタドールの遠征隊に友人が参加していたが、遠征は失敗した。そこで行方知れずのその友人を探したいのだとか。
アントニオは彼にいくつか質問し、遠征隊への参加を認めた。
マリア・テレサ号
ノリエガの厚意で出港準備を無事に終え、アントニオはイスパニョーラ島を離れることにした。
アトルは村での祭司の仕事があると言い、港で別れを告げた。
久々のマリア・テレサ号は故郷に帰ったかのような懐かしさだった。イスパニョーラ島での3ヶ月余りの日々が、アントニオの心に蘇った。アントニオは回想にふけるのは後にしようと決め、号令をかけた。
「出航!」
これで「アントニオ・ドミンゲスの探検行」はおしまいです。ゲームはまだメキシコ編がありますが、そちらは個人的に楽しみたいと思います。
自分ではかなりゆっくりやったつもりでしたが、プレイ日記にしてみると全5回に収まってしまう短さで、少し驚いています。
さて、ゲームについてですが、今回は難易度Easyでやったためか、食糧や薬品に困ることはほとんどありませんでした。戦闘でも罠やバリケードを使って戦術を組み立てるまでもなく、適切に集中攻撃を繰り返していれば充分勝てる(それでも最後の総督府襲撃の戦闘では負けていますが……)難易度でした。
ですので、ストーリーを追いたいという場合はEasyで、このゲームの資源管理的な面や戦術的な面を楽しみたいという場合にはNomal以上でプレイするのがいいのかなと感じました。
プレイしている自分としては楽しく遊べたのですが、このプレイ日記を読んだ方にも一緒に楽しんでいただけたなら、またこのゲームに興味を持っていただけたなら、とてもうれしく思います。ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。
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