「Expeditions: Conquistador」プレイ日記:アントニオ・ドミンゲスの探検行 第2回は、いよいよサント・ドミンゴの町を出発……の前に、町の中を少し歩きまわるところから。
2016/4/10 第3回へのリンクを追加。
サント・ドミンゴ
イザベラ・デ・イルエネス
アントニオの遠征隊に、新たにイザベラ・デ・イルエネスが加わった。白人とタイノ族両方の血を引くため、遠征隊では少し浮いている。だが、イザベラの寛容さと丁重さ、そして戦士としての能力を知らしめることができれば、すぐに馴染むことができるだろうとアントニオは楽観的に考えていた。
サンタ・マリア・ラ・メノール大聖堂
建設中の大聖堂で説教が行われているという話を聞きつけたリタが「町を出る前に聴いていきたい」というので、アントニオとリタ、ラファエル、メルセデスの4人はサンタ・マリア・ラ・メノール大聖堂に立ち寄った。
説教の後、説教をしていたフランシスコ会士のカロが「話がしたい」とアントニオを脇へと引き寄せた。
カロが言うには、サン・ティアゴ・デ・ロス・カバリェロスに行くなら聖書の束を届けてほしいらしい。かの町との間には定期的に荷馬車隊が行き交っているが、これは特別なものだという。
断る理由もないし、神の言葉が広まるのはいいことだと考えたアントニオは、気軽にカロの願いを聞き入れた。カロはアントニオの厚意に謝意を表し、祝福してくれた。
チョセロの家
アントニオ一行が町の北部を歩いていると、目の前の家から一人の男が飛び出して声をかけてきた。男はマリン・チョセロと名乗り、サント・ドミンゴの出納官をしているという。
彼が言うには、彼の妻はカピタン・ノリエガの指揮下にある兵士なのだが、北西の山脈の巡視任務に出たっきり戻ってこないのだとか。ノリエガにも話をしたが、兵士一人のために捜索隊を出すことはできないと断られたそうだ。そこでアントニオに妻の捜索を依頼したいということらしい。
アントニオは、妻の人相やマリンの肖像画が入ったメダルを持っていることを聞き、できるかぎりのことをしようと彼に約束した。マリンはアントニオ一行の一人ひとりに礼を言い、家の中に戻っていった。
出発
サント・ドミンゴを出ようとしたところで、遠征隊はノリエガに止められた。話したいことがあるという。
ノリエガの話というのは、イスパニョーラ島でどのように部隊を運営していくかということだった。特に食糧の補充に気を配れといい、タイノ族の村でも食糧を調達できるかもしれないという情報も教えてくれた。
アントニオはノリエガの助言に感謝し、ノリエガとサント・ドミンゴの町に別れを告げた。1518年5月13日、アントニオ・ドミンゲスによるイスパニョーラ島内の探検行が始まったのだ。
1日目
5月13日、遠征隊はまずサント・ドミンゴ総督の命令に従って、北東の遺跡に向かうことにした。初日の移動は順調に進んだ。
野営
1日目から薬草などを採集することができたため、メルセデスとテレサに薬を調合させることにした。薬はいざというときの命綱となるだけでなく、食糧や道具を買うときの貴重な原資にもなる。
野営時の任務と糧食の割り当ては、基本的には自動割当を使っていますが、任務の自動割当では調合などが選択されないため、必要な場合は手動で変更しています。
副葬品
狩猟に出ていたアドリアーナは、野営地に戻ってくる際に原始的な祭墳を見つけ、その中から真珠や宝石を手に入れたと興奮した様子で話を始めた。アントニオはしたり顔で自慢してくるアドリアーナを落ち着かせ、半分をアドリアーナに与え、半分を遠征隊の資産とした。
2日目
5月14日、北東の遺跡にさらに接近。移動の途中で薬草や財宝探索のために森の中に入った。
きのこ
もう日暮れも近づき、そろそろ野営の準備をしようというところで、医者のテレサが「付近に興味深いきのこが生えているので、調べる時間がほしい」と言ってきた。もう野営しようと思っていたところだったので許可すると、「このきのこは病気やケガの治療に応用できそうなので、集めてはどうか」とのこと。
アントニオはここで野営することに決め、そのきのこの採集をさせることにした。
3日目
5月15日、北東の遺跡に到着。異教徒たちが儀式の準備をしている思しき現場に遭遇。アントニオは勇気を持って武器を収め、異教徒たちに近づいた。
警戒していた異教徒に取り囲まれるが、集団の長らしき女にイザベラの通訳で「害意はなく、なにが行われているかを確かめに来ただけだ」と告げると、女はカシグアヤと名乗った。
カシグアヤは清めの儀式を妨害していると少しいら立った様子だったが、どういう儀式か尋ねると、長老たちの首を捧げて彼らの魂を呼び寄せ、加護を願うのだと答えてくれた。
アントニオは「よい行いだが、儀式が終わり次第早々に立ち去ってほしい」と交渉すると、カシグアヤはしぶしぶながら承知してくれた。もっとも、リタ、ラファエル、メルセデスの敬虔な3名は、「このような異教の儀式を認めるのか!」と大層腹を立てていたが……。
弓使い
その日の夜、アントニオが警備状況を見て回っていると、アドリアーナが弓の鍛錬に励んでいる場に出くわした。
アドリアーナに誘われるままにアントニオも弓を射たが、アドリアーナには遠く及ばなかった。
アントニオはアドリアーナの弓の腕について少し話をした。生涯をかけて弓の腕を鍛え、アルケブスも同じくらいには扱えるというアドリアーナに対して、アントニオはその才能を賞賛した。すると、アドリアーナは不遜な笑みを浮かべて「また弓の勝負で”屈辱”を味わいたければ、いつでもどうぞ」とアントニオに告げた。
4日目
5月16日、アントニオは、今度はサン・ティアゴ・デ・ロス・カバリェロスに向かうこととした。だが、遺跡のあった森はあまりにも深く、遺跡から北に抜けるのは難しそうだった。アントニオは無理せずに一旦引き返し、交易路を伝って行くことを決めた。
5日目
5月17日、遠征隊は遺跡の南の交易路に出たが、東西を間違えて東に向かってしまった。
素で間違えました。
6日目
5月18日、西に向けて移動。食糧の消費が思ったよりも激しく、サント・ドミンゴに一旦帰還すべきか迷う。
7日目
5月19日、やはりサン・ティアゴに直行することを決断。サント・ドミンゴ~サン・ティアゴ間の交易路をひたすら進む。
8日目
5月20日、サン・ティアゴまであと一両日中に到着できる範囲まで到達。野営中に縄を盗まれるが、大した損害ではなかった。
9日目
5月21日、リタが毒グモにかまれた。すぐに命の危険があるというわけではなさそうだが、治療が必要になるのは間違いなかった。
10日目
5月22日、サン・ティアゴ・デ・ロス・カバリェロスに到着。市場でカロから頼まれた聖書を引き渡し、報酬1,500レアルを得た。遠征隊の敬虔な面々は、この成功を特に喜んだ。
そのまま市場で食糧と装備を調達し、その中で町の外れにあるキンターラの話を聞いた。罠やバリケードとして使える頑丈な網を売っているという。
キンターラの家
キンターラの家に立ち寄ってみると、かつてはノリエガの部下だったという片足の男が出てきた。話を聞くと、網が500レアルするという。アントニオは値切って400レアルでということにしたが、罠ができるには一晩かかると言われ、少し考えてやめることにした。
遠征隊員の成長
ひとときの休息を取ることにしたアントニオは、ここで医者のテレサと通訳兼兵士のイザベラを一等兵に昇進させた。どちらも遠征隊に欠かすことのできない人材であり、隊員から不満は出なかった。
次回はマリン・チョセロの妻を捜索しに向かう予定です。1回でもっと話が進むかと思いましたが、意外と進みませんね……。
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