「Hearts of Iron IV」開発日記2025年8月21日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は中国について。「Graveyard of Empires」リリース後の開発日記です。
開発日記
開発日記2025年8月21日分は、中国について。
中国共産党
- 私たちのデザインの主要な目標として、中国に関するコンテンツの詳しさを大きく高めるという点がある。これによって1936年時点の初期状況を正確に変更した。中国共産党は中華ソヴィエト共和国に改称され、張聞天が名目上の指導者となり、初期の領土も変更された。
- 中国の他の国家と同じく、政策決定者の間の対立がある。
- 中国共産党でのプレイは特に挑戦的なもので、それは見直した後も変わらない。まず日本と戦い、そのあと中国統一のプロセスを進める。
- 困難を克服するという感覚は私たちがコンテンツを作る中で力を入れたところで、大きな挑戦には大きな報酬が伴う。そのために新システムと見直した既存のシステムがある。以前の浸透システムも復活するが、そのステートの領有国との間に戦争が勃発した際に浸透したステートを自国に転換できるほか、戦争勃発前にステートにペナルティをもたらすことができる。
- 敵の中核ステートでない領土にゲリラ細胞を作ることもできる。
- ゲリラ細胞を作った後(あるいは敵の中核ステートの場合)、妨害工作を展開することもできる。
- 新機能として、地上襲撃を導入した。これは特定のステートでゲリラ細胞を設立するか、妨害工作を行った後、そのステートの補給ハブを目標とした襲撃を行える。成功すれば戦闘継続に必要な物資が手に入る。この機能は選択可能な政治ルートそれぞれに異なる程度で散りばめられている。
中国国民党
- 国民党としてプレイする際には、内部のさまざまなグループや派閥の中から選択する。選択するグループによって、利用できるツールや国民党の下に中国を統一するという最終目標を達成する方法が異なる。
- 蒋介石には海外から継続的な兵器・財政支援を得る能力を与えているが、特定のステートを特定の時期に占領して投資に値する存在であることを証明する必要がある。
- 例えば西安事件のように蒋介石になにかあったとき、汪兆銘が立ち上がったかもしれない。汪兆銘は国家機関を権力基盤としている狡猾な政治の黒幕で、自らの支持者に権力を持たせ、自らの権力を固めるために一線を超えることも辞さない。
- 史実では藍衣社は大した存在ではなかったが、もしかしたらそうではなかったかもしれない。私たちはこの組織が戴笠の下で十分組織化されていればできたかもしれないことを想像した。軍閥を説得するのは難しいので、より直接的な方法が必要になるかもしれない。
- 私たちは具体的に国家はどのように統一するのかについて関連する要素をさらに追加したいと考え、陣営の見直しをするこの機会に中国の権力闘争をゲームに組み込むことにした。これによって中国統一戦線は最終的にプレイヤーの下に統一された中国になるように設計され、他の陣営とは異なるシステムとなっている。プレイヤーは統一戦線における影響力を活用し、軍閥を属国になるように強制できる。影響力は戦争でどれほどうまく戦えているかと国家方針ツリーによる。影響力が他の勢力と比べて相対的に小さくなるということは、彼らに陣営の指導的立場を譲ることを意味する。
次回:開発日記2025年月日
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