「Mount & Blade II: Bannerlord」新DLC「War Sails」の発売は、2025年初秋と発表されています。

「Software Inc.」プレイ日記 第26回

Software Inc.

1980年以降の世界でソフトウェア開発会社を経営するシミュレーションゲーム「Software Inc.」を難易度Very Hardで遊ぶプレイ日記第26回。今回は新作の発売・設計完了が続きます。

前回:プレイ日記 第25回

第1回はこちら。


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前回のあらすじ

前回は1990年5月~91年2月まで。業績全体もソフトウェアの売上もおおむね安定して推移しており、さらに製品開発や電子機器製造装置に投資して収益の拡大を図りたいところです。

現在進行中の開発プロジェクト4件の進捗状況(「Imperium」は発売済み)。スポーツゲーム「Race Championship 2」とオフィス用ソフトウェア「Ultra Office」がもうまもなく設計完了の見込みで、この2製品の設計チームは新たに自社OSとウイルス対策ソフトの開発を始める予定です。

1991年3月

ここからゲームバージョンがBeta 1.8.18→Beta 1.8.21に上がっています。

「Ultra Office」設計完了

3月第1週(1日目)、「Ultra Office」の設計が完了。発売日は1992年6月に設定します。

「Ultra Office」のプレスリリースは動画までしっかり完成させることに成功。まもなく設計完了の「Race Championship 2」のプレスリリースも同様で、今後は安定して動画のプレスリリースを出すことができそうです。

コンピューター用OS「Crystal」設計開始

手の空いたUltra Office設計チームで、コンピューター用OSの設計を始めます。前回倒産したCrile Productionsから引き取った「CrystalViewOS」シリーズの後継作とし、別会社による新作ということでタイトルを「Crystal」とし、さらにフレームワーク「Crystal Library」も開発することにしました。

機能はこのとおり。市場分析では、簡易性は低くていいのでセキュリティとカスタマイズ性の高いOSが求められているようなので、そのように機能を搭載します。

リードデザイナーは創造性97%で「幻視者」のシンディ・ハドソン。製品の創造性スコア見込みは55%と、シンディ・ハドソン最初の製品としては悪くない数値です。パブリッシャーは今回もなしで、発売後にパブリッシャーをつけるか考えることにします。

「Race Championship 2」設計完了

同じく3月第1週(1日目)、「Race Championship 2」の設計が完了。発売日も同じく1992年6月に設定します。

シミュレーションゲーム「Earth Sim」設計開始

手の空いたRace Championship 2設計チームでウイルス対策ソフトを開発する予定でしたが、創造性が十分高いウイルス対策ソフトのデザイナー候補がいないため、急遽予定を変更してシミュレーションゲームを開発することに。元にしたのは「AntSim」というシミュレーションゲームですが、これも別会社による新作なので、タイトルを「Earth Sim」に変更します。

昨日はこのとおり。市場分析ではもっと高いグラフィックを求められていますが、これ以上グラフィックを強化するには3Dグラフィックを利用する必要があり、3DはOSやツール(3Dエディタはまだ市場に出ていません)の関係で搭載できないため、現状で妥協しています。

リードデザイナーは創造性81%のランディ・ケネディ。初めてのリードデザイナーということになりますが、そのため製品の創造性スコア見込みは19%と低め。まあ致し方ありません。こちらもパブリッシャーは発売後につけるか検討します。

2Dエディタ「Art Canvas 2」発売

3月第2週(2日目)、Art Canvas 2開発チームがバグ修正の手を止めたため、2Dエディタ「Art Canvas 2」を少し前倒しで発売します。

前回発売の「Imperium」と同じく、知名度やマーケティングについては低評価ですが、品質は高評価。

こちらも「Imperium」と同じく、品質は最高の「素晴らしい」、創造性は「刺激的」となりました。

価格は推奨価格の61ドルに変更しておきます。

手の空いたArt Canvas 2開発チームは既に開発段階に移行している「Race Championship 2」の開発にあたらせることにします。

パブリッシャーの選定

「Art Canvas 2」が属する2Dエディタカテゴリーでは、前作「Art Canvas」のパブリッシャーにもなっているSharkMeam Enterpriseの市場認知度がハート3つちょっとともっとも高く、当社のハート1つちょっとと比べて十分高いので、前作に引き続き「Art Canvas 2」のパブリッシャーを任せることにします。

初週売上

パブリッシャーを付けたこともあってか、初週売上は2,365本(物理パッケージのみ)とまずまず。現在の2Dエディタ市場は「Art Canvas」シリーズと「PicturePallette」の2種類しか展開していませんが、そんな中で「Art Canvas 2」はどれだけ戦えるか。

1991年4月

「Art Canvas 2」初月売上

「Art Canvas 2」は発売が3月第2週と月の途中だったので、初月売上として4月の月間売上を見てみると、およそ14,000本と好調な滑り出し。しかし右側の競合製品のグラフ(グラフ右端は3月のもの)を見ると、ライバル製品「PicturePallette」が技術アップグレードの効果で売上高が一気に3万本ほどまで売上本数を増やしており、トップシェア製品になるにはまだ競争力不足のようです。

「Imperium」の売上拡大

ついでに前回発売してパブリッシャーをつけずに販売しているRTSゲーム「Imperium」も見てみると、こちらは初週・初月売上が振るわなかったものの、4月はなんと1万本ちょっとの売上本数を叩き出し、さらに増加していきそうな雰囲気。発売直後はこれもダメかと思いましたが、意外にもパブリッシャーなしで商業的成功を収められそうな希望が見えてきました。おそらくマーケティングを一気に「不可避」まで持って行けたことによるものと思われます。

ただ、右側の競合製品のグラフ(グラフ右端は3月のもの)を見ると、こちらもライバル製品「Swordfront」が66,000本ほどと売上が急伸しており、現時点ではまだまだ及ばないという状況。こちらは技術アップグレードに加えて、拡張パックも発売されたことによるもののようです。

1991年5月

新機能のアンロック

5月第2週(2日目)、家庭用ゲーム機でも3Dが扱えるようになりました。

1991年6月

「Imperium」がベストプロダクト賞受賞

6月第1週、「Imperium」がベストプロダクト賞を受賞。昨年の「EQ Mix 2」に続いて2年連続でのベストプロダクト賞受賞となりました。

他の受賞対象はこのとおり。ベストプロダクト賞2位の「NoTrojanGuard」は品質が「非常に良い」なので、品質がもっと高くてそこそこ売れている「Art Canvas 2」が2位を取れてもよさそうですが、ベストプロダクト賞は1社1製品のみという縛りがあるのかもしれません。

これまでと同じく、トロフィーはもっとも人の多い2階のマーケティングチームのオフィスに飾っておきます。

今回のまとめ

今回は1991年3月~6月まで。製品の発売・設計完了などイベントが多かったのであまり進みませんでしたが、業績は相変わらず安定しており、ソフトウェアの売上も順調に伸びつつあります。現在は89年発売のスポーツゲーム「Race Championship」が毎月2.5万本、85万ドル前後の売上を出し続けており、現時点で販売累計40万本超のヒット作となりました。ただ、足下で新たに他社製品がリリースされており、売上を保てるかは未知数です。

現在進行中のプロジェクト5件の進捗状況。「Race Championship 2」とオフィス用ソフトウェア「Ultra Office」はフォロワー数を維持する誇大広告を打つのをすっかり忘れており、大幅にフォロワー数が減ってしまっています……。同時期に設計を始めたシミュレーションゲーム「Earth Sim」とコンピューター用OS「Crystal」は進捗に大きな差がついていますが、さすがにOSの設計には長い時間がかかるようです。

アクティブユーザー数10万人到達で拡張パック開発を考えている「Race Championship」と「SpaceCommand」のアクティブユーザー数は、前者が83,000人ほど、後者が98,000人ほどとなっており、次回は拡張パックの開発を始めることになりそうです。


前回最後に書いた「Ultra Office」発売時にパブリッシャーをつけた場合とつけない場合で市場認知度の増加についてテストをするというのはできませんでしたが、確認したところ、そもそもオフィス用ソフトウェアでは市場認知度を持つパブリッシャーが存在しないことが判明しました……。開発中のシミュレーションゲーム「Earth Sim」など、別の製品で試すことになりそうです。

次回:プレイ日記 第27回

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