「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII」発売は日本時間2月12日!

「Software Inc.」プレイ日記 第3回

Software Inc.

1980年以降の世界でソフトウェア開発会社を経営するシミュレーションゲーム「Software Inc.」を難易度Very Hardで遊ぶプレイ日記第3回。今回も業容拡大を行っていきます。

前回:プレイ日記 第2回

第1回はこちら。


スポンサーリンク

前回のあらすじ

前回は1980年2-4月、受注する仕事を増やして社員を2名雇い入れたものの、依然として人手が足りずにさらに人を採ろうというところまででした。

ただ、新たに人を雇っても、今の賃借物件「Garage Inc」では職場に席を置くスペースがありません。今回はオフィスを引っ越すところから始めていきます。

1980年5月

オフィスの移転

オフィスの引っ越しは建設モード時の画面で家具一覧の右下にある矢印アイコンから行えます。セーブなどをする設定画面にも「会社を移転」というボタンがあり、こちらからでも可能。ただ、オフィス内の家具をそのままにして引っ越してしまうと、家具はすべて売却されて引っ越し先でまた買わなければならないので、忘れずにすべての家具を在庫に入れておきます。

引っ越し先は「Apartment Inc」。複数回建てのオフィスビルです。1階の中心部と庭は共用スペース(賃借できないので家具は置けないが、通過はできる部分)となっており、中心部には食事の自動販売機、庭には食事ができるテーブルが設置されているため、ミニ冷蔵庫を設置する必要はありません。

新たなオフィスの家具配置は上のとおり。ここでも受付デスクを設置して取引を受け付けます。引っ越すと受付などのスタッフはすべて契約が切れてしまうので、忘れずに「Apartment Inc」でも雇っておきます。

従業員の雇用……の前に

引っ越しも終わったので、新たにまたデザイナーを採用しましょう……と思ったところで、採用費用がないとの警告。手許現金は現時点で3,388ドルしかありません。採用費用の4,000ドルには確かに足りません。

応募者の条件を緩めれば採用できますが、従業員はこの先ずっと給料を払い続けて働いてもらう相手なので妥協したくありません。利息がかかりますが、ここは金融機関から運転資金を借り入れます。クイックローン(銀行融資は別にあるので、おそらく日本で言うところの「街金」のようなところなのでしょう)で10万ドル借りることにします。足元の資金不足に対応するだけなので、期限は1年としました。利息は7.8%と高めですが、十分支払えるはずです。

デザイナーの雇用(2人目)

借り入れた資金でデザイナーを募集し、2Dエディタースキルのあるデニス・ポラードを雇用。役割変更も行っておきます。

サポート業務担当者の雇用(2人目)

翌週の5月第2週(2日目)にはサポート業務担当者を追加で採用します。今回はモイセス・イートンを採用。もちろん役割変更を行っておきます。

契約作業完了時の創造性の範囲の変化

下段が完了前、上段が完了後の創造性。下段では9-100%ですが、上段では19-100%と、10%縮小しています。

完了できるか不安だった契約作業が無事に完了し、リードデザイナーを任せていたブリジット・オニールの創造性が19-100%へと変化(下限が上昇)しています。前回説明したように、契約作業のリードデザイナーは契約作業完了時に創造性の範囲がどんどん小さくなっていき、最終的に数値が確定します。

高い創造性を持つデザイナーなら将来自社開発ソフトウェアを開発するときにリードデザイナーを任せることができるでしょうし、デザイナーはリードデザイナーだけいればよいわけではなく、設計作業を進める上で複数のデザイナーが必要なので、創造性が低くても会社に貢献してもらうことはできます。先を見越して必要ならどんどん採用し、デザイナーの創造性を確定させていきましょう。

なお、デザイナーとして採用したのではない(プログラマー・アーティスト・サービス担当で採用した)従業員でも設計作業を主担当にすれば創造性が表示され、リードデザイナーをやらせれば最終的に創造性を確定させることができますが、これまでの私の経験ではデザイナー以外で採用した従業員が高い創造性を持っていることはありませんでした。

ベテランサポート業務担当者の雇用とチームの新設

今借りているオフィスが手狭になってきたので、もう一部屋借りてサポート業務担当者をそちらに移し、組織としてもサポートチームを編成することにします。その際にベテランのサポート業務担当者に入ってもらい、リーダーかつメンターとしてチームメンバーのスキルを向上させてもらうことにします。募集時の給与を「高」とすると、高いスキルの人材が応募してきてくれます。しかし募集費用も6,760ドルと高額。

応募してきた4名のうち、親和性が高くもっともサービスの基本スキルが高いアシュリー・グティエレスを採用。ベテランですが給与は3,800ドルほどと、新人デザイナーの給与に及びません。サポート業務担当者は大変ですね……。

チームの色(チームウィンドウ左端)は、私の場合は担当業務の色と揃えています。

続いてサポートチームを作成し、採用したばかりのグティエレスを含むサポート業務担当者3名を移籍させます。グティエレスの「役割」欄左端のネクタイはリーダー、その左上の水色の○はメンターの役割が指定されていることを示しています。

メンターは役割変更で指定でき、指定すると自分より基本スキルの低いチームメンバーを教育するようになります。メンタリング中はメンターが作業することはできず、メンタリングを受けるチームメンバーも作業効率が大きく低下しますが、基本スキルの上昇と専門分野のレベルアップが早まります。簡単に検証した限りでは、どちらも1.3倍ほど上昇が早まり、これはメンターがリーダーであっても変化はありませんでした。リーダーは通常の作業が遅くなるので、作業させるよりメンターをさせておくほうが得策に思えます。

最後に、サポートチーム向けのオフィスを借り、家具を設置します。サポートチームのオフィスはCoreチームの共用部を挟んで反対側に借りました。また、部屋を使用するチームを部屋ごとに設定しています。本作の従業員は他のチームの従業員が自分のチームの部屋に入ってくることを嫌がるため、このようにして他のチームメンバーをそのチームの部屋に入れないようにします。このとき、コーヒーメーカーやトイレのようなチーム内で共用する家具や設備が新設のチームでも問題なく利用できるようになっているか確認しておきましょう。今回はエスプレッソマシンをサポートチーム向けに新たに設置し、トイレはオフィスごとに用意されているので問題ありません。

最後に、タスクを忘れずに新設チームに割り当てます。今回はサポートチームにサポート業務を割り振ります。このタスクの設定は本当に忘れがちなので、時間を進める前に今一度確認しましょう。

時間を進めて作業が始まると、無事にリーダーかつメンターのグティエレスがチームメンバーにメンタリングを始めました。問題なさそうですね。

新たな取引の受注

新たに「PrintEdit 5」という2Dエディターのサポート業務を受注します。週ごとに3,171ドル、月に12,684ドルの収益となる予定。これはサポートチームで既存の業務と一緒に担当します。

さらに、今回新たにオーディオツール「SineStop」のマーケティング業務も受注しましょう。サポート業務は何年にもわたって少額の収益を得る取引ですが、マーケティング業務は1年ほどの短期間にまとまった収益を得るような取引です。

「SineStop」のマーケティング業務は毎週(ゲーム内の1日あたり)11,063ドル支払われ、そのうちの7,069ドルをマーケティング予算として執行する必要があります。つまり差額の3,994ドル×4週=15,976ドルが粗利益となります。

これはCoreチームで担当することにしますが、Coreチームにはマーケティング業務を受け持てる人員がいないので、新たに採用しましょう。

スポンサーリンク

マーケティング業務担当者の採用

1980年5月はサポート業務担当者を既に募集していたため、その中でマーケティング業務もできるスキルを持った応募者がマーケティング業務担当者の募集にも応募してきています。マーケティング業務担当者は月給3,000ドル超が相場ですが、マーケティング業務もできるサポート業務担当者はサポート業務担当者の給与(1,000ドル台後半)をベースとして応募してくるため、安くマーケティング業務担当者を雇えることになります。

今回はそうした応募者であるバーニー・グエラを採用。

サービスを主担当、それ以外を補助担当とし、机も用意します。

役割分担はサポート業務担当者と同じになるため、サポート業務とマーケティング業務を同じチームに割り当てると、サポート業務担当者とマーケティング業務担当者で業務の分担がうまくできなくなります(もしかするとなにか方法があるかもしれませんが、少なくとも私の知る限りでは)。サポートチームをCoreチームから分離したのは、作業分担上マーケティング業務を行えるようにすることにもつながります。

マーケティング業務の実施

実際にマーケティング業務を進めてみると、1週間(ゲーム中の1日)で予算を5,000ドルに満たない程度しか執行できていません。担当者1名では人手が足りないようです。

マーケティング業務の取引は決まった予算を全額執行できないと取引のパフォーマンスが「悪い」になり、ビジネスの評判が低下してしまいます。さっそくマーケティング業務担当者を補充しましょう。

赤字

1980年5月は約6万ドルの収入超で着地。しかし10万ドル借り入れてこれなので、これと毎月の返済額9,000ドルほどを除くとおよそ-3万ドルの赤字ということになります。しかしながら、従業員の募集費用として約19,000ドル(上の画像の「雇用」の行)、新規採用従業員の職場環境整備費用として約17,000ドル(上の画像の「建設」の行)を支出しているため、経常的な収支はプラスになっているはずです。


変化の大きな月だったので1か月しか進みませんでしたが、将来の利益の源泉作りが進んだ月となったはずです。次回もさらに業容拡大を進めていきますが、手許現金は依然として不安な状態が続きます。さらなる借入が必要になるかもしれません。

次回:プレイ日記 第4回

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました