「クフャトコフスキ支隊の軌跡」第16回は1940年5月、ノルウェー(ナルヴィク)での遭遇戦。
2015/9/17 内容を微修正。
1940年5月 ノルウェー
4月28日にフランス軍がハーシュタに到着。翌29日には、ドイツ軍の手を逃れるべくノルウェー国王ホーコン7世とノルウェー政府が、中部の都市モルデからナルヴィクの北にあるトロムセーに脱出します。
さらに4月30日から5月2日にかけて、連合軍は上陸していたノルウェー中部の都市オンダルスネとナムソスから脱出。ドイツ空軍の熾烈な爆撃とドイツ陸軍の圧力に耐えかねた末の脱出でした。
今やノルウェーにいる連合軍はハーシュタにいる英仏軍、そしてクフャトコフスキ支隊の3か国軍のみ。そんな中、トロンヘイムを経由してナルヴィクへの増援としてドイツ軍が北上してきているとの知らせが入ります。
ハーシュタの連合軍司令部は、クフャトコフスキ支隊にモーシェーンへ急行するよう命令を下します。
手持ち戦力
- A0 支隊司令部――クフャトコフスキ中佐
- B0 歩兵中隊司令部――ライェウスキ大尉
- B1 工兵分隊――ボチェク四等伍長
- C0 第1小隊第1分隊――マスロフスキ中尉
- C1 第1小隊第2分隊――ステファンスキ四等伍長
- C2 第1小隊第3分隊――ピサルチェク四等伍長
- D0 第2小隊第1分隊――ポプロスキ中尉
- D1 第2小隊第2分隊――レヴァンドスキ四等伍長
- D2 第2小隊第3分隊――ドゥダク四等伍長
- E0 第3小隊第1分隊――スジマンスキ中尉
- E1 第3小隊第2分隊――チャルネッキ四等伍長
- E2 第3小隊第3分隊――ドロブヌィ四等伍長
- F0 狙撃手――ソビエライスキ少尉
- G0 狙撃手――ヨズウィアク少尉
- H0 81mm迫撃砲班――クビアク少尉
- I0 前進観測班――カチマレク中尉
- J0 ルノーR-35軽戦車――スチャルスキ少尉
- K0 ルノーR-35軽戦車――ピエトルザク少尉
- L0 司令部付APC――コワルスキ少尉
- O0 弾薬運搬車――コワルチク中尉
- O1 弾薬運搬車――レジンスキ四等伍長
コアユニットの変更、サポートユニットの購入はなし。
ターン数はいつもどおりの12ターンに設定。敵戦力比率は140%です。
作戦
基本的には道路に戦力を集中。しかし、南北の道路の間が少し広いので、念のため1個小隊を配置しておきます。
南の道路には中隊司令部を配置し、必要なら北上して中央のVPの占領を援護します。
1~2ターン目
まだ接敵していません。敵はこちらの1.4倍ですが、今回はどういう編成なのか気になります。
3~4ターン目
南の道路で敵歩兵・機関銃班を発見。戦車と歩兵小隊が交戦中です。それ以外は敵影なし。
5~6ターン目
南の歩兵部隊との戦闘は継続中。北の道路にも敵歩兵が出現。少なくとも2個小隊はいるようです。
このまま行くと問題なく勝てそうですが、中央の森ががら空きなのが気になります。敵戦車がいないのもちょっと変です。
7~8ターン目
南の道路では優勢に戦えています。VPの前で防御戦闘中。北の道路も心配したほど熾烈な攻撃ではないようです。一応、中央のVPから敵歩兵捜索のために2個分隊を北上させています。
あと4ターン、耐えきれるか……。
9~10ターン目
南のVPの西にさらに1個小隊が出現。しかし中隊司令部と工兵分隊で撃退できています。
北のVPも敵歩兵を寄せ付けていません。このまま逃げきれるか……。
11~12ターン目
13ターンに制限時間が延びましたが、このまま行くと守りきれそうです。南のVPは、うまく南北の歩兵部隊が連携して半包囲状態に持ち込めました。
あと1ターンでVPを取りに来るのは不可能ですから、勝ちは確定でしょう。
戦闘終了
結局14ターンまで戦闘が延びましたが、結果は「決定的勝利」。前回の雪辱は果たせたようです。
久しぶりでしたが、無事に勝てました。次回は敵戦力比率145%での戦いです。
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