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「Crusader Kings III」開発日記#69――素晴らしい謁見室の宝物

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#69が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は謁見室の宝物について。「Royal Court」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記#68――ひらめきは死なず


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開発日記

開発日記#69は、謁見室の宝物について。

  • 今回は「Royal Court」で見かけたり、盗んだり、作ったりする宝物の一部をご紹介する。新たな謁見の間のシーンの導入により、CKでは初めて私たちは宮廷の内部に足を踏み入れることになる。これにより、宝物はCK2のようにインベントリー画面で2Dアイコンが見えるだけでなく、3Dオブジェクトとして見ることができるようになった。
  • なお、いつもどおりこの開発日記に掲載されている画像はすべて開発中のものだ。

宮廷内の宝物

(上段)Pratiharanのお祭り騒ぎについての巻。(下段)いばらの冠の一部が入った聖遺物箱と思われる。

(上段)アッバース朝の素晴らしい飾り壺。(下段)極上の象牙で作られた貴重品用収納箱。

  • 宮廷内では台座の上に置かれた小さな宝物や聖人の遺骨を納めた聖遺物箱、鍛えたり手に入れたりした立派な武具、壮大な彫像や高級家具まで、所有する宝物を誇示できる。こうした宝物は宮廷の部屋の周囲にある複数のスロットに配置でき、領主や客人に見せることができる。上の画像ではさまざまな台座に飾られている小さな宝物をご紹介する。

中世の宝物のデザイン

  • ゲームに追加した宝物には大小さまざまなカテゴリーがあり、壁に飾り付けることができるものもある。こうした宝物の制作はいくつかの開発段階を経ている。

研究

彫刻・塗装がなされた象牙の収納箱。

  • 私たちの他のゲームと同じく、この時代や文化に関連する宝物を探すため、歴史の参考資料を漁った。これは残っている記録の量によって簡単な場合もあれば困難な場合もある。

南ヨーロッパの大理石の像とイスラムの黄金のハヤブサ。

  • この段階で、私たちは確認できる美術と参考資料を両方とも調査する。資料が少ない場合でも、見栄えがよく、美的感覚からそれらしいデザインを推定しようとする。中東などの地域では、例えば人の彫像や絵画がほとんどない。宗教的・文化的な理由によって他の文化では人間の彫像がある場合はあるが、そのかわりにこれは地域に適した象徴化・パターン・アートに変換している。

制作

イコンをあしらったキャビネット。聖像破壊派には言わないで!

  • 参考画像を使用するのは簡単なことだが、その宝物のオリジナルの状態も考慮しなければならない。今日の参考画像はだいたい800年ほど前のものであるからだ。汚れや損傷、老朽化を考慮して中古品のような状態を保つ必要がある。宝物は骨董品となるほど長い間、領主一族に所有されていたものもある。

動的なオブジェクト

自分の紋章を示す旗のない領主はいないだろう。

  • 宮廷内の旗やその他のアイテムは領主に合わせて作られているため、領主に合わせたシェーダーがサポートされている。例えば上の旗は領主の第一称号を読み込んで紋章を誇示している。

広間の硬い石壁に彩りを与える。

  • タペストリーもある。衣服のシェーダーと同様のシステムを使用して興味深いパターンやデザインを生成し、大広間の石壁を飾る。

次回:開発日記#70――宝物に関する事実

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コメント

  1. はえーすっげぇ…(恍惚)

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