「Imperator: Rome」開発日記2019年9月2日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はキケロアップデートの法律とキャラクターについて。
概要
開発日記2019年9月2日は、キケロアップデートの法律とキャラクターについて。
法律
- この見直しはPopの見直しによって必要になったもので、都市のPop種別の比率の変更や改宗速度の上昇などを行う。
共和制の法律
- 4つはスタート時から変更できるが、残りは技術でアンロックされる。共和制の法律はひとつの派閥が時間とともに元老院で影響力を増していく。拡大している派閥がそういうことをすると、それに呼応して対抗勢力も拡大することが多い。
君主制の法律
- 君主制ではほとんどの法律が将軍と総督のうち一方の忠誠度を引き上げ、他方の忠誠度を引き下げるものになっている。共和制と同様、一部の法律は技術でアンロックされる。
部族制の法律
- 部族制ではほとんどが国家の集権度(Centralization)に関係している。法律は技術でアンロックされるのではなく、集権度を低下させるものと上昇させるものに分けられ、どちらも時間とともに集権度が変化する。改革の速度は最初は遅いが、法律変更が進むと時間とともに速度が上がる傾向にある。
キャラクター
結婚
- 統治者の結婚はこれまでのように単純には行かなくなった。状況に応じて結婚相手の一族は持参金を求めることがあるようになった。
地名に関する異名の授与
- 既に将軍には地名に関する異名(regional nicknames、ローマ文化の国家でプレイしている場合はコグノーメンとして継承される)を授与できるが、支配下の総督にも授与できるようになった。
汚職に対する制裁
- 特定のキャラクターの腐敗に対するもうひとつの対抗措置として、同数の忠誠度と引き換えにキャラクターの腐敗度を低下させることができる。
権力基盤と忠誠度
- キケロアップデートでは権力基盤は忠誠度の低下につながる。すなわち非常に強力なキャラクターは時間経過で忠誠度を維持するのが困難になる。また、忠誠を誓った軍隊は権力基盤に算入される。
オープンベータでの変更点
- この開発日記の内容はこのアップデートの最終リリースとしてオープンベータでプレイできる。以下は前回のオープンベータからの変更点のまとめ。
- 建造物建設画面の見直しと、都市のアップグレード/ダウングレードボタン。
- Revoking City StatusはPolitical Influenceを消費せず、かわりに圧政度が上昇する。部族制ではこのコストが安くなる。
- SettlementからCity、CityからMetropolisへのアップグレードについての資金コストは変動せず、定額になった。
- Cityの設立でそこでは食糧の交易品を生産しなくなり、別のものに置き換わる。City Statusを剥奪すると以前生産していた食糧の交易品に戻る。AIは食糧を生産するsettlementsをCityにすることを避ける。
- 局所補正が計算されていなかったバグ(Marketplacesの効果がないバグとして知られている)を修正。
- AIの君主制は、後継者に対する支持を求める能力を使うことで、よりうまく圧政度に対処するようになった。
2019/09/10追記:開発日記2019年9月9日分はゲーム中に登場する開発チームのスタッフをモデルにしたキャラクター(とスタッフ自身)の紹介ですが、記事にしてご紹介はしませんので、気になる方は直接フォーラムをご覧ください。紹介されているスタッフで全員とすると、Imperatorは11人で開発しているようです。一部のスタッフはキケロアップデートの次のリウィウスアップデートに取り掛かっているとのこと。
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