「Imperator: Rome」開発日記#15が更新されていましたので、その内容をご紹介。今回は軍の伝統について。
前回:開発日記#14
概要
開発日記#15は、軍の伝統について。
- 世界には7つの伝統があり、これは文化グループに結びついている。伝統の大きさと構造により、それぞれ異なるユニークな国家を作ることができる。
- 軍の伝統(Military Traditions)は固有の能力(abilities)と新たなユニットをアンロックし、ユニットに特別ボーナスをもたらす。
- 軍の伝統はそれぞれスタート時から得られるボーナスをひとつ持っており、取得できる3つのルートがあり、そのルートの7つ目の伝統を取得すると、特別な恩恵を得られる。
- ゲーム終了までにすべてのルートを最後まで取得できる可能性は高くない。したがって、どのルートを最初に進めるかをよく考える必要がある。ひとつの軍の伝統につき、今のところ800の軍事力(military power)を消費し、伝統をひとつ取るごとにコストは50%ずつ増加し、一方で軍事技術レベルごとに25%ずつ減少する。
- 今回は蛮族(Barbarian)の軍の伝統についてご紹介する。これは北西ヨーロッパでもっとも使われるものだ。スタート時のボーナスとして、ユニットとしてのチャリオット(Chariots)をアンロックする。チャリオットは比較的安価で歩兵よりも素早く、戦場で軽歩兵を完全に撃破することができる。
- 第一のルートはブリテン人ルート(Britannic Path)だ。
- 鎌付きチャリオット(Scythed Chariots):チャリオットの攻撃力+15%
- 成人(Coming of Age):軽装歩兵の防御力+15%
- 現地調達(Living off the Land):陸軍ユニット損耗-15%
- 口伝え(Word of Mouth):人的資源回復+25%
- チャリオットへの精通(Chariot Mastery):チャリオットの士気+15%
- 品種改良(Selective Breeding):軽騎兵コスト-25%
- 武器を取れ(Take up Arms):弓兵の士気+15%
- 完了ボーナスは「訓練された騎兵(Trained Cavalry)」で、軽騎兵とチャリオットの規律を+15%する。
- 第二のルートはゲルマン人ルート(Germanic Path)だ。
- 一撃離脱(Strike and Withdraw):軽装歩兵の士気+15%
- 天然資源(Natural Resources):軽騎兵とチャリオットのコスト-25%
- 待ち伏せ(Ambush):森林における軽装歩兵の先頭ボーナス+25%
- 狩りの名誉(The Glory of the Hunt):「襲撃(Raiding)」を可能にする
- 盾の壁(Shield Wall):重装歩兵の防御力+15%
- 若年者の軍役(The Young Must Serve):軽装歩兵コスト-25%
- 石の雨(Hail of Stones):弓兵の防御力+15%
- 完了ボーナスは「順応性(Adaptability)」で、軽装歩兵の規律を+15%する。
- 第三のルートはガリア人ルート(Gallic Path)だ。
- 遠方からの攻撃(Strike From Afar):弓兵の攻撃力+15%
- 部族連合(Confederations):国家の人的資源+15%
- 共闘の平原(The Plains Fight With us):平原における軽装歩兵とチャリオットの戦闘ボーナス+15%
- 故郷の守り(In Defense of our Home):「徴兵(Levies)」を可能にする
- 非定住民(A People on the Move):ユニットの編成速度+25%
- 強力な武器(Strong Arm):重装歩兵の攻撃力+15%
- 城壁を登れ!(Scale the Walls!):攻城能力+15%
- 完了ボーナスは「新月にラッパを鳴らせ!(Blow the Trumpet, in the New Moon!)」で、陸軍士気を+10%する。
来週はすべての道が通ずるところについて。
次回:開発日記#16
コメント
Gallicはゲール人じゃなくてガリア人では?
思い込みで書いてました……修正しました。ありがとうございます。