「Europa Universalis IV」開発日記2018年8月7日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回はミッションと国家アイディアについて。
概要
2018年8月7日分の開発日記は、ミッションと国家アイディアについて。
- 5月の開発日記でミッションについて述べたが、チベット地方に固有のミッションがないのは耐え難かった。私たちはこのままにしておかないことを決め、neondt(注:最近開発チームに加わったパラド社スタッフとのこと)が1.26ムガルアップデートに向けてチベットのミッションをまとめた。
- これらのミッションはバラバラになったチベット地方を統一し、最大版図を実現するのに非常に適したものとなっている。プレイヤーがチベットの宿命を実現しようとするならば、中国、インド、ステップ地帯の国家と角を突き合わせることになる。ミッション報酬には、こうした国境地帯の請求権、開発度、ハンたちとの戦いのような興味深いイベント、そして非常に大きな軍事的ボーナスが含まれる。
- 以下は次のリリースでミッションツリーが導入される完全なリストだ。
- Vijayanagar
- Bahmanis
- Delhi
- Orissa
- Bengal
- Mughals
- Mewar
- Hindustan
- Gujarat
- Malwa
- Taungu
- Bharat
- Tibet (無料)
- 北部インド諸国 (無料)
- 南部インド諸国 (無料)
- Muscovy (Third Rome)
- Novgorod (Third Rome)
- Russia (Third Rome)
- ロシアの中小国 (Third Rome)
- 前回はロシア諸国向けにはMuscovy→Russiaのミッションツリーしかお見せしていなかったので、今回はNovgorodのものをご紹介したい。これはNovgorodを発展させ、Muscovyの力を抑止するために優れた手法をとっている。
- Novgorodはバルト海の支配とこの地域における一大貿易勢力を作り上げるのに最適なミッションを持っている。ある意味ではMuscovyよりも高い自由度があり、というのは、Novgorodは自国のミッションを最後までやり遂げることもできるし、Russiaを建国してそちらのミッションを取っていくこともできるし、それ以外のこともできるからだ。
- 次に国家アイディアを見ていこう。国家アイディアはこれまでどおり無料の内容だ。今まで多くのアイディアを考えてきたが、その多くはこの地域の大きな建国可能国家向けのものだった。
- 以下では通常の国家向けのものをご紹介しよう。Sindh、Junagarh (Gujaratiグループ)、Mysore、Patna (Garjatiグループ)のものだ。これらの国家はそれぞれ今後の開発日記でご紹介するDharmaでの特定の実績において賢い選択肢となる。
- Sindhの国家アイディア
- start
- land_forcelimit_modifier = 0.25
- missionaries = 1
- bonus
- global_manpower_modifier = 0.15
- snd_enduring_dynasty
- legitimacy = 1
- snd_bab_ul_islam
- global_missionary_strength = 0.02
- snd_gujarati_connections
- placed_merchant_power = 5
- snd_makli_necropolis
- tolerance_own = 1
- snd_end_judicial_corruption
- yearly_corruption = -0.1
- snd_oversee_rise_of_thatta
- build_cost = -0.1
- snd_recruit_baloch_tribesmen
- mercenary_discipline = 0.025
- start
- Gujarati Princedomの国家アイディア
- start
- merchants = 1
- fort_maintenance_modifier = -0.15
- bonus
- trade_efficiency = 0.1
- guj_kathiawari_horses
- cavalry_power = 0.1
- guj_trading_outposts
- global_own_trade_power = 0.1
- guj_jain_bankers
- interest = -1
- guj_rajput_dynasties
- diplomatic_reputation = 1
- guj_protect_dwarkadhish_temple
- tolerance_own = 1
- guj_ashapura_mata
- legitimacy = 1
- guj_african_trade
- trade_range_modifier = 0.2
- start
- Mysoreの国家アイディア
- start
- land_morale = 0.1
- free_leader_pool = 1
- bonus
- discipline = 0.05
- mys_unification_of_mysore
- core_creation = -0.1
- mys_patronize_kannada_literature
- legitimacy = 1
- mys_religious_tolerance
- tolerance_heathen = 2
- mys_reform_silk_industry
- global_trade_goods_size_modifier = 0.1
- mys_rockets
- fire_damage = 0.1
- mys_reform_mysorean_army
- free_mil_policy = 1
- mys_dynamic_diplomacy
- diplomatic_reputation = 1
- start
- Garjatの国家アイディア
- start
- global_tax_modifier = 0.1
- enemy_core_creation = 0.5
- bonus
- stability_cost_modifier = -0.1
- securing_defenses_central_indic
- fort defense = 0.15
- garjati_ancient_mandalas
- legitimacy = 1
- garjati_tribal_feudatories
- global_manpower_modifier = 0.15
- garjati_extend_tanks_and_reservoirs
- development_cost = -0.1
- garjati_jungle_warfare
- infantry_power = 0.1
- garjati_jagannath_cult
- tolerance_own = 2
- garjati_patronize_economic_growth
- global_trade_goods_size_modifier = 0.1
- start
以下はTaunguのミッションツリーも見せてくれという投稿が多くあったため、DDRJake氏が追加で投稿した部分です。
- Taunguのミッションツリーはビルマ地方の統一のみならず、東南アジア、ベンガル、中国での紛争にも重きを置いている。国家を発展させる国内向けのミッションもあり、この地域で信仰を守るものとなっている。
- ビルマ地域は1.26でEU4チームに最近加わったneondtによって徹底的に見直された。スタート時の状況やアヴァ王朝の興隆をよりよく表現するため、多くのシャン族の国家やビルマ族の国家を追加し、スタート時点ではそのほとんどをアヴァの朝貢国(tributaries)とし、この地域の深みやプロヴィンスの密度を全般的に向上させた。
- ビルマの分裂した性質をより際立たせるため、内陸部にはChengdu(成都)から貿易が流入し、Bengalに流出していく自身の貿易ノードを追加し、ビルマ文化グループがチベット文化グループから分離した。
- DLCでの政府の見直しでは、「Mandala」政府改革が追加される。これはビルマ文化と東南アジアの国家で利用可能だ。(注:この3つのパラグラフは2018年5月8日の開発日記で既に述べられた内容です)
- 文化は上の画像のとおり。
来週はDharmaのContent Packについて。
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