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「Stellaris」開発日記#114――宇宙生物・戦略資源・実験的亜空間航行

Stellaris 開発日記

「Stellaris」の開発日記#114が更新されましたので、その内容をご紹介。今回は宇宙生物・戦略資源・実験的亜空間航行について。

前回:開発日記#113――新たなアノマリー・星系・リヴァイアサン


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概要

開発日記#114は、宇宙生物・戦略資源・実験的亜空間航行について。

  • 今日はDistant Stars Story Packと同時リリースの2.1「ニーヴン」アップデートについてだ。今日の開発日記の内容はストーリーパックではなく、すべて無料アップデートの内容となる。

宇宙生物の研究

  • ニーヴンアップデートでは、私たちは宇宙生物(アメーバ、結晶生命体など)に立ち戻って、これらに関するスペシャルプロジェクトや報酬を改良した。現在は非常に一貫性がなくアンバランスな報酬となっているが、宇宙生物の発見時のプロジェクトにおいて、プレイヤーの志向と宇宙生物の種類にもよるが、ほとんどの場合で以下の最大3つの選択肢を持つように変更した。
    • 攻撃(Hunt):これはその種類の宇宙生物に対して恒久的なダメージボーナスがつき、これらを撃破したときの資源の形で報酬を得る。
    • 研究(Research):これはこれまでのイベントではもっとも一般的な選択肢で、宇宙生物の詳細な研究を行うスペシャルプロジェクトをアンロックし、これによって技術や帝国に対する強化補正を報酬として得る。
    • 鎮静化(Pacify):これはより高くつくが宇宙生物を非敵対的にするスペシャルプロジェクトをアンロックし、それによって彼らと宇宙で共存できるようになり、また潜在的には彼らが用いる特別なコンポーネントや兵器を研究できるようになる。採掘ドローンのような特定の宇宙生物は共存を選ぶことができない。

戦略資源の発見

  • ニーヴンアップデートでもうひとつ改善しようとしたのは戦略資源の発見だ。これまでは、まず関連する技術を開発しないと、探査しても戦略資源を発見できなかった。つまり、たいていの場合は探査した後に技術を研究することで、既にステーションを建設してある場所に突然多くの資源が発見される。これはあまり満足感が得られるものでも戦略的な感じを持つものでもない。
  • 私たちはこれを戦略資源がスタート時から常に見えるように変更し、調査船が最初に新たな戦略資源を発見した際にはイベントでプレイヤーに知らせるようにした。
  • 戦略資源のうちのいくつかはすぐに利用できるが、そうでないものは惑星に採掘ステーションを建設して採掘を始める前に技術研究を必要とする。
  • 戦略資源はほとんどの場合でより強化され、またより希少になった。さらに、宇宙の特定の宙域に固まって出現する傾向を排除した。したがって、プレイヤーがある戦略資源を発見したのにもかかわらず、既に誰かが領有していて領有権を主張することができなかった場合、近くにその戦略資源が存在しているだろうと確信を持つことはできなくなった。加えて、ほとんどの場合において、ある種類の戦略資源が銀河のすべての帝国に充分行き渡るということもなくなっている。

実験的亜空間航行

  • 今日の最後は実験的亜空間航行(Experimental Subspace Navigation)という新たな命令だ。この命令はゲーム中盤の技術でアンロックされ、なんらかの情報を持っているいかなる星系(これは少なくとも一回はセンサー範囲に入れているか、接触がある他の帝国の一部であるということだ)へも調査船をハイパーレーンネットワークを無視して航行させることができる。この航行の間、調査船はMIAとみなされ、途中の敵対的な宇宙生物や閉鎖されている国境を迂回して命令の目的地である星系にそのまま到着する。
  • これによって、敵対的な帝国に閉じ込められてしまった帝国でも銀河の探査を継続し、戦闘が必要でないイベントチェインを完了できる。特定の特別な星系(Lクラスターなど)にはこの方法では移動することができない。

質疑応答

Q1:なんで採掘ドローンは鎮静化できないの? 再プログラミングすれば理屈は通ると思うけど。

A1:もし敵対的でないとしても、採掘ドローンは自分の星系内の非常に多くの鉱物をブロックしていることを考えると、そうした他の選択肢より明らかに劣ったものは導入したくない。


来週はPDXCONのためお休みとのこと。

2018/05/21追記:と言われていましたが、#115が投稿されていました。内容はアノマリーのスクリプトが簡略化されたというものです。記事にしてご紹介はしませんので、直接フォーラムのスレッドをご覧ください。

次回:開発日記#116――「ニーヴン」リリース後のサポート

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