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「Hearts of Iron IV」開発日記2025年9月30日――ドクトリン

HoI4 開発日記

「Hearts of Iron IV」開発日記2025年9月30日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はドクトリンについて。「No Compromise, No Surrender」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2025年9月23日――最後のカウントダウン


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開発日記

開発日記2025年9月30日分は、ドクトリンについて。

今回の開発日記は動画も公開されています。

  • ドクトリンの改良の目的は、軍隊の編制と運用に関してプレイヤーがより意図したゲームプレイ体験を得られるようにすることにある。軍隊と装備を実際に運用しながら時間をかけて構築・強化していくシステムとした。

基本ドクトリンとサブドクトリン

  • 最大の変更点はドクトリンタブの追加と基本ドクトリン・サブドクトリンの導入だ。追求したい戦争形態の意図を基本ドクトリンとし、それをサブドクトリンでユニットを改善することで補完する。

カテゴリートラック

  • サブドクトリンはトラック単位で選択する。各ドクトリンフォルダーには、陸軍ドクトリンの場合、歩兵・戦闘支援/砲兵・装甲・作戦と関連付けられている。1つのトラックにつき1つのサブドクトリンを選択できる。基本ドクトリンとサブドクトリンの両方を設定するには軍の経験値を消費するが、ドクトリンに関連する一部のボーナスは即座に解放される。ドクトリンは時間の経過とともに蓄積・強化されていく。

熟達と熟達レベル

  • 陸軍経験値の追加要素として熟達の概念を導入する。これは部隊を運用することで獲得でき、トラックごとに分かれている。熟達を獲得し続けるにはサブドクトリンに関連する部隊を使用する必要がある。

  • 戦闘に部隊を直接参加させるのが主な獲得手段だが、訓練・駐在武官・陣営内での共有などによっても少量獲得できる。国家方針ツリーやディシジョンでボーナスが得られる場合もある。デフォルトで各トラックに熟達を獲得できる特定のユニットが紐づけられているが、この設定はサブドクトリンごとに個別に変更できる。熟達の獲得量は基本的には戦闘で投入した人的資源に基づくが、一定の規模を超えると獲得量は逓減する。これは小国が完全に取り残されることを防ぐためだ。ドクトリンの各熟達レベルに到達すると、部隊にさらなるボーナス効果が付与される。

熟達の蓄積

  • サブドクトリンがない場合や完全に熟達した場合、熟達を蓄積でき、サブドクトリンに投資する前に部隊を運用しても不利にならないようになっている。

マイルストーン

  • ドクトリントラックを完成させるのは基本ドクトリンを強化する上でも重要だ。各トラックには対応するマイルストーンが設定されており、基本ドクトリンにボーナスをもたらす。一部はサブドクトリンにも適用される場合がある。完成させたサブドクトリンを置き換えるとマイルストーンも失われる。

  • 上は完全に肉付けされた陸軍ドクトリンの画面(もちろん海軍・空軍もある)。

将校団画面

  • アップグレードの一環として将校団画面にも変更が行われ、選択したトラックの熟達レベルに応じてドクトリンアイコンが変化していくようにした。さらに新たな熟達レベルに達すると、それを通知する小さなイベントが表示される。

軍の精神のアップデート

  • こうした変更に合わせて軍の精神についてもアップデートを行い、特定のサブドクトリンの完成と連動する形にした。軍の精神はサブドクトリンの完成によってアンロックされるが、一度アンロックされればサブドクトリンを変更しても利用可能だ。また、軍の経験値の使用方法が変わったため、こうした通貨の消費先を設けるのはよいことでもある。

次回:開発日記2025年月日

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コメント

  1. 昨日まで大規模戦術で歩兵運用していた国がいきなり電撃戦採用して装甲師団展開とか変な話だったからな
    ただプレイヤーが将来を見据えた運用が出来るように、選んだドクトリンごとの習熟より使っている部隊の熟練度に応じてドクトリンが開放されていく方が良いとは思うが

  2. 大量に経験値貯めて一気にドクトリン変更は不自然だったからこの変更自体はいいと思うけど、日本とかイタリア(+フランス?)とかは工業力が足りないからトラックとか戦車の熟練が貯まらずに強制的に大規模作戦系を採用し続けるしか無いだろうなと考えたら自由度は落ちちゃうね
    史実プレイならいいけどifプレイは辛そう

  3. 何よりドクトリンを弄ってるmod開発者とかは大変だろうなあ

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