「Hearts of Iron IV」開発日記2025年8月28日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はフィリピンについて。「Graveyard of Empires」リリース後の開発日記です。
前回:開発日記2025年8月21日――中国の戦争:抵抗から解放へ
開発日記
開発日記2025年8月28日分は、フィリピンについて。
フィリピン独立準備政府
- 序盤はフィリピンの独立への道に関するもので、2つの選択肢がある。史実のように段階的で計画的なもので、アメリカの支援を得ながら政府の体制、税制、軍隊などを確立する。あるいは、独立を加速させるために日本の支援を求めることもできる。この分岐は政治的な駆け引きの場であり、日米を対立させることができる。アメリカルートでは時間がかかるがより大きなボーナスを、日本ルートではいくつかの中心的な国家方針が早期に完了し、自由への道がより早く開くが、に長期的な産業・軍事力を引き換えにする。最終的にマニラ条約を取れれば、大きな経済的優位性を獲得できる。
- アメリカルートは最初からアンロックできるが、先のほうにある要素を利用するには親米姿勢を維持し続ける必要があり、忠実であるほどより多くのものを得られる。
非史実ルート
- ファシズムルートでは日本の圧力を受け入れる。共産主義ルートでは「海洋共産主義」の理想を掲げ、多数の艦艇による海上攻撃を行う。
- 軍事については、まず245日もの期間を要する「国防法」を成立させる必要があるが、フィリピン独立準備政府ルートで日米いずれかとの協調関係を1段階進めるごとにこの日数は短縮される。その後は政治と軍事のバランスから、再軍備をいつ始めるかを決める。
降伏条件
- ベルギーと同じく敗北時でもゲームを面白く保ちたいと考え、ベルギーがコンゴに退却できるように、フィリピンはアメリカに退避できるようにした。プレイヤーは戦いを継続し、資源と兵力を確保し、最終的にフィリピンへの帰還の準備を行える。
次回:開発日記2025年9月日
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