「Crusader Kings III」開発日記#178が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は戴冠式について。「Coronation」リリース前の開発日記です。
開発日記#177はマップのビジュアルに関する内容で、当サイトでは記事にして紹介していません。
開発日記
開発日記#178は、戴冠式について。
- 活動「戴冠式」は新たなイベントパックの中心的要素だ。
ビジョン
- このイベントパック「Coronations」は「Wandering Nobles」「Wards & Wardens」「Friends & Foes」とは異なり、ゲーム内に小さなフレーバー要素をちりばめるのではなく、目立つようなシステムに大きな影響を与えるコンテンツのバンドルだ。このDLCはプレイヤーの領主としての最初の数年に注目している。私たちの意図は戴冠式を新たな地位に定着する手助けとすることだ。戴冠式は新たな敵を明確にし、新たなキャラクターの強さの源泉を特定する助けとなるべきだ。戴冠式を行うことで、戦争せずに新たな統治の初期の課題(派閥や請求者など)に対処できるかもしれない。あるいは戴冠式が屈辱と退位につながるかもしれない。愛され、能力の高い統治者は、新たな補正、通貨、インセンティブを得る機会にもなる。
- 今後公開される開発日記では活動「戴冠式」のシステムと誓約について掘り下げる。
活動「戴冠式」
- 戴冠式は王と皇帝が利用できる新たな活動の種類で、領主が「戴冠済み」か「未戴冠」かを定める新たな法律も伴う。「未戴冠」の状態では評価と正統性にペナルティがつく。「戴冠済み」になるには戴冠式を行う。この活動と法律はDLC限定コンテンツであり、このイベントパックを所有していないプレイヤーには影響しない。王位または皇帝位に就く際のみ戴冠式を開催でき、つまり王位を継承する後継者か称号の階級を上げたばかりの領主のみが開催できる。CKの領主の大部分は生涯に一度しか戴冠式をしないが、このDLCは王以上のすべての領主に戴冠式の開催を強く促す。
- 活動「戴冠式」では廷臣・封臣・近隣領主が集まり、社交と政治を行う。主催者と参加キャラクター向けには多くの意図があり、さまざまなイベントもある戴冠式は、主催者にとって正統性・評価・威信の源泉となるが、他の目的にも活用できる。
- システム的には、活動「戴冠式」はリプレイ性、現在の状況への反応性、参加者と主催者の主体性に注力している。戴冠式のフレーバーの方針は、真に威厳があり、歴史的なものにするというものだ。このDLCの主な地域的なフレーバーはキリスト教と西ヨーロッパで、中世の戴冠式でもっとも広く知られる象徴がある。しかしさまざまな教派や政府形態向けのイベントやフレーバーがないわけではない。
壮麗さ
- 壮麗さは戴冠式の成功を測る指標で、準備、主催者の行動、友好的な出席者と敵対的な出席者の動きから算定される。活動のオプションを節約するのは避けたほうがいい。
主催者と出席者の相互作用
- 王は教会・貴族・市民の同意によって選ばれるが、戴冠式はこうした関係を強調し、主催者と出席者にそうしたものを探る手段をもたらす。このために活動「戴冠式」のインターフェースにウィジェットを追加し、戴冠式の強力な支持者と反対者を追えるようにしている。このグループ分けは活動の範囲内のものにすぎないが、結果に大きな影響を与える。出席者は新たな領主を支援する、戴冠式を妨害する、自身の利益を得るために、意図を使う。主催者は出席者のグループに着目し、グループの構成員を管理するために意図を使う。
帝国戴冠式
- 適切な教派の皇帝級の領主のみが行えるもので、教派の指導者が戴冠の司式者となる。これは聖地で開催しなければならず、罪のある者や正統でない者を排除する条件がある。塗油式には正統性と他者からの評価にボーナスがある。
誓約
- 戴冠式ではプレイヤーは誓約を選択するよう求められる。誓約は統治の目標となる時間制限付きのディシジョンだ。プレイヤーキャラクターの交代はプレイヤーの目的意識とゲームの勢いを鈍らせることがある。誓約は新たな道筋を立てて再びゲームを進めるきっかけとなるかもしれない。
次回:開発日記#179
コメント
めっちゃ正統性の低そうな王位簒奪とかした後に戴冠式したら殺されたりするんかな
戴冠式を煽ってくる神がかったキャラクターが登場するイベントとかあるんかな?
安定してきたらめちゃくちゃ面倒くさそうやけど、当時の領主も面倒くさいと思ってたんやろうな。
戴冠したらしたで十字軍を誓約させられて、行けたら行くを繰り返してたらパパがオコしてゲルフが蜂起してくるんやろか。