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「Hearts of Iron IV」開発日記2025年4月28日――1.16.5

HoI4 開発日記

「Hearts of Iron IV」開発日記2025年4月28日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は1.16.5について。「Graveyard of Empires」リリース後の開発日記です。

前回:開発日記2025年2月26日――反対派のイラン


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開発日記

開発日記2025年4月28日分は、1.16.5について。

  • 「Graveyard of Empires」のリリース以降、私たちはその改善に取り組んできた。バグ修正の他、国家方針ツリーの一部を作り直したり、新たなコンテンツを追加したりした。

Saadabad Pact

  • 共有のSaadabadルートはイラク・イラン・アフガニスタン・トルコで共有される。史実のAIはルートの最初の国家方針のみ完了させるが、これは不侵略条約を締結し、同意したすべての国家に国民精神を付与する。非史実の展開では強力な同盟に発展する。国家方針を完了するたびに国民精神が強化され、最終的にすべての構成国に大きな恩恵をもたらす。
  • 4つの国旗が描かれた国家方針はいずれの国家でも完了でき、全構成国に報酬をもたらす。特定の国旗が描かれた国家方針はその国家のみが完了でき、これも全構成国に報酬をもたらす。国家方針「Military Cooperation」は「Expand our Influence」につながり、これは戦争関連の外交ボーナスをもたらす。「SAVAK to Protect Us All」はイランがSAVAKを結成した後に完了できる。「Joint Military Exercises」は軍の経験値をもたらす。
  • 「Economic Cooperation」は「Expand Road and Rail Connections」と「Integration of our Infrastructure」につながり、構成国間で国境を開放し、鉄道を建設し、互いの資源取引で値引きを行う。「New Branches for the Baghlan Sugar Company」「Joint Trade Through the Berlin-Baghdad Railway」も同様で、この2つはそれぞれアフガニスタンとイラクだけが完了でき、他の構成国と資源を共有し、すべての構成国にボーナスをもたらす。
  • 「Joint Military Exercises」か「Integration of our Infrastructure」を完了すると、ツリーの後半がアンロックされる。

  • 「Turkish Chromium Exports」「Iranian Oil Exports」は少量の他の資源と引き換えにそれぞれ石油とクロムを構成国に輸出できるようになる。ツリーの最後の2つの国家方針「Combined Arms」「Saadabad Research Cooperation」はそれぞれ主要国に対する戦闘ボーナスをもたらし、研究共有グループを創設する。この2つの国家方針を完了するには構成国同士で陣営を立ち上げる必要があるが、このルートにそうした国家方針はない。

インドの共産主義ルート

  • インドの共産主義ルートはほぼ完全に刷新された。まず共産主義国になる方法を変えた。以前は共産主義でも自治度システムで独立できたが、これは物語とうまくかみ合わず、プレイヤーを混乱させるというコミュニティの意見に同意した。Royal Indian Navy Mutinyを発生させるには共産主義者の支援が相当必要だが、英領インド政府と独立運動に浸透することで必要条件を緩和できる。

  • ツリーは2つに分かれており、一方は「Urban Industrialization」で急速な工業化を目指すもの、もう一方は地方を重視する「Agrarian Socialism」だ。

  • このツリーでは5か年計画を中心とし、自国の将来をどう考えるかが計画に影響する。「Urban Industrialization」はHeavy Industryを重視する。

  • 「Agrarian Socialism」は地方ステートを強化し、研究と安定度にボーナスをもたらす。

  • 共産主義ルートにはそれぞれ独自の陸軍のスタイルもあり、「Urban Industrialization」は質の高い陸軍を重視する。

  • もう一方はインドの膨大な人口を利用し、質よりも量を重視する。

  • 直接戦争することなく、アジアに命を広げる機会もある。プレイヤーが共産主義クーデターを起こせば、AIは傀儡として直接あなたに加勢するか、内戦に突入するかを選ぶ。

  • 3つの国境紛争のうち1つに勝利することで、パキスタンとの休戦協定を終了させることもできる。力を蓄えれば、日本の脅威に立ち向かうことができる。

インドのLoyaltyルート

  • イギリスの自治領に留まるloyalistルートにも追加を行った。ツリーは2つの産業部門に分かれ、一方はインドからできるだけ多くの富を搾り取ってイギリスとその自治領を潤すことを目指すもの、もう一方はインドの産業を改革して富をインド国内に留めることを目指すものだ。

  • また、独立運動に対処してどちらか一方を支持し、その指導者の要求を満たす必要がある。

  • 自治領になればイギリスに輸送する資源が減り、以前よりも自由になるが、それでも帝国の一部であることに変わりはない。

  • 右側は軍事に関するもので、イギリスとともに参戦する前に協議するか、完全に無視するかを選択できる。その後プレイヤーはSouth East Asia Commandを結成し、陸軍を特化させる。

  • ツリーの残りの部分はどの地域で所属する陣営を助けるかに関するもので、以前よりずっと早く戦争に参加できる。

クルディスタンの見直し

  • イラクのクルドに関するコンテンツも見直され、彼らにかなり強力なバフとイデオロギーの変更可能性をもたらした。共産主義への転向は必須ではないがクルディスタンを大幅に強化し、コミンテルンに参加できるだけでなく、ソ連からCASも得られる。この地域での戦闘を容易にするため、山岳地帯での戦闘ボーナスも与えた。

イランの変更

  • イランについてはもう少しキャラクターが欲しいという声があったため、新たな将軍と科学者2名ずつ追加した。また民主主義ルートでイスラム革命を行わないことを選ぶと、施設建設にわずかなボーナスを得る。
  • Qajar Shahを王位に就けられるようにもした。イギリスの傀儡国になると可能で、従属国ルートの「Swear Fealty to the Invaders」の下に表示される。この国家方針は連鎖イベントを発生させ、Pahlavi家が政権を握っている場合は退陣させるか追放するかを選ぶ。そうすることで、Mohammad Hassan Mirzaが国王となる。
  • クルディスタンの中核ステートであるイランのステートをソ連が征服した際に発生する、クルディスタン解放イベントの新バージョンも追加した。クルディスタンがまだ存在せず、ロシアが共産主義である場合、ソ連にはクルディスタンに自治権を与えることができるイベントが発生し、Republic of Mahabadとして解放される。これはQazi Muhammadによって運営される。

パッチノートは省略します。


少し前の開発日記ですが、コメントにてご指摘いただいて見落としに気づきました。ありがとうございました。

開発日記2025年4月30日分はユニットパック「Prototype Vehicles」のアートについての記事となっています。当サイトでは記事にして紹介しませんので、内容が気になる方は直接フォーラムをご覧ください。なお、「Prototype Vehicles」は今年第3四半期発売予定とされていましたが、第2四半期に前倒しされるとのこと。

次回:

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