映画スタジオ経営シム「Hollywood Animal」は4月10日に早期アクセス開始予定です。

「Software Inc.」プレイ日記 第15回

Software Inc.

1980年以降の世界でソフトウェア開発会社を経営するシミュレーションゲーム「Software Inc.」を難易度Very Hardで遊ぶプレイ日記第15回。今回は自社ソフトウェアの開発が佳境を迎えます。

前回:プレイ日記 第14回

第1回はこちら。


スポンサーリンク

前回のあらすじ

前回は1983年12月から84年12月の13か月間を進め、自社開発オーディオツール「EQ Mix」の設計が完了してアルファフェーズに移行。同時に、2Dエディター「Art Canvas」、RTSゲーム「CityLegion Imperium」の開発を開始しました。

今回は1985年1月から進めていきます。

1985年1月

専門分野のアンロック

1985年になると、新たに専門分野「3D」「ネットワーク」がアンロックされます。

85年1月に採用したデザイナー。システム以外の5つの専門分野で★1スキルを持っています。

また、85年より前に採用した給与「低」のデザイナーとプログラマーはおおよそ4つの専門分野すべてで★1を取得した状態でしたが、85年以降は6つの専門分野のうち5つで★1を取得した状態で登場するようになります。

3Dとネットワークは技術が広まって対応するOSが出てくる1990年頃までなにもできない(自分でOSを作るなら別ですが)ことが過去のプレイからわかっているので、当面はスキルも獲得しないつもりです。ただ、OSを開発する際にはぜひ搭載したい機能でもあります。

家具のアンロック

さらに、専門分野「3D」の登場に合わせて製品の種類「3Dエディター」が制作可能になるほか、これまで利用できた「小型サーバー」の上位互換品「中型サーバー」も登場します。

マーケティングチームのオフィス拡張

昨年末の段階で既にオフィスが満席だったマーケティングチームにさらに人を増やすことになったため、空けていた隣の大部屋と合体させて最大56名まで入る大規模オフィスに改築します。

自社ビル新築時には取り上げ忘れていましたが、当社のチームリーダーの部屋はオフィス内に面する側がガラス張りとなっています。海外ドラマでよく見るアレです。

1985年2月

「EQ Mix」開発の進捗

85年2月、アルファフェーズにある自社開発オーディオツール「EQ Mix」の開発進捗度が、アルファフェーズ開始からわずか2か月ほどでコード50%・アート100%に到達。それぞれ外部委託でレビューを取ったところ、アートは総合スコアで10点、コードのほうも相対スコアで10点を取れており、今のところ開発は順調です。設計に3年以上かかっているので、そうでなくては困ります。

自社開発ソフトウェアのレビューについては、私の場合は開発進捗度50%・75%・90%・95%・99%と細かく刻んで頻繁に取るようにしています。というのは、最終的な総合スコアを確実に10点満点にしたいためです。経済合理的に開発する場合は、もう少し緩くやっていってもいいよう思います。

立体駐車場の建設

従業員が80名を超え、現在の駐車場のキャパシティが不足してきているようで、警告は出ないながら従業員がバスで遅れて出勤するようになってきました。そこで、本社ビル隣の駐車場を立体化して駐車場を増やすことにします。

駐車スペース2つ分を潰して坂(画像では見づらいですが奥側にあります)を作り、駐車場を2階建てにします。とりあえずこれで様子見しますが、足りないようであればさらに3階部分も建設してどんどん駐車場を増やしていきます。

なお、駐車場の2階部分は建物では3階部分(ゲーム内の表記では2階)に相当する高さとなっているようです。

1985年3月

「EQ Mix」コード75%

「EQ Mix」のアルファフェーズがコード75%まで進捗。依然として相対スコア10点を保てています。

1985年5月

「EQ Mix」コード90%

「EQ Mix」のアルファフェーズがコード90%まで進捗。まだ相対スコア10点を保っています。このまま完成まで行きたいところですがどうなるか。

「EQ Mix」コード95%

月の後半には「EQ Mix」のアルファフェーズがコード95%まで進捗しましたが、ここでもまだ10点満点を維持。満点を維持できない場合は「バージョン更新」を行いますが、面倒なので最後まで満点を維持してアルファフェーズを終えたいところです。

1985年6月

「EQ Mix」コード99%

左は相対スコア、右は絶対スコア。オーディオの評価が9.9となっていますが、これはコード99%時点で取ったレビューなので、残りのコードの作業残1%がオーディオに関するものなのでしょう。

「EQ Mix」のアルファフェーズがコード99%まで進捗。今回が最後のレビューなので既に作業が完了しているアートも一緒にレビューを取りましたが、相対スコアはすべて10点満点という結果となりました。このまま完成まで作業して、デバッグを行うベータフェーズに進みましょう!

1985年7月

「EQ Mix」アルファフェーズ完了

1985年7月第2週(2日目)、「EQ Mix」のアルファフェーズが遂に完了。

ベータフェーズに進む前に、2回目のプレスリリースを発表します。今回はアルファフェーズが思いのほか早く進んだために写真の準備が終わりませんでしたが、完了を待たずに発表してしまいます。

今回のプレスリリースもソフトウェア・タイムズにも掲載されます。

今回はさらにプレス用ビルドも発表します。プレス用ビルドの評価は日付が変わるとソフトウェア・タイムズに掲載されます。

以上で発売前のマーケティングは完了です(「誇大広告」は発売まで続けます)。「昇格」ボタンを押してベータフェーズに進みます。

プレス用ビルドの評価は、やはりマーケティングが足りていないようではありますが、内容については高く評価されているようです。

発売日を決めるときに確認するのをすっかり忘れていましたが、「EQ Mix」発売を予定している86年3月には競合となるオーディオツールの発売はないようです。発売後は86年12月までオーディオツールの発売予定は出ていません。

ただし、発売3か月前の85年12月に「Sound Master」というオーディオツールが発売予定。この「Sound Master」が競合製品になってしまいそうです。

1985年12月

1985年のまとめ

1985年は379万ドルの収入超過。83年以降順調に現金収支が増加傾向となっています。

1985年分の業績は以下のとおり。

  • (1984年→85年)
  • 売上高:104,570→93,838千ドル(前年比-10%)
  • 営業費用:100,613→88,086千ドル
  • 減価償却費:522→40千ドル
  • 支払利息:149→113千ドル
  • 税引前当期純利益:3,288→5,599千ドル(+70%)

84年と比べて電子機器製造事業の受注が減ったため、売上高は減少。当期純利益は増加していますが、これは年末に電子機器の出荷をちょうど終えたところで、在庫を抱えていなかったためと思われます。

創業から現在までの月ごとの収支の推移。85年前半は受注できる電子機器製造案件があまりありませんでしたが、年後半になって受注できる案件が続きました。2枚目の電子機器製造事業関連のグラフを消したものを見ると、手許現金(銀行残高)がうなぎ上りになっていますが、85年末時点で700万ドルを超えています。また、年後半は600万本という大型の印刷案件と、多くのマーケティング案件に恵まれ、取引収入が高水準で推移しました。

その他の統計。現在の従業員は98名で、84年末の79名から19名の増加となっています。

現在進行中のソフトウェア開発プロジェクト3件の進捗状況はこのとおり。84年12月に開発を始めたRTSゲーム「CityLegion Imperium」は既に設計バージョン4に入っており、来年にはアルファフェーズに移行予定。同時に開発を始めた2Dエディター「Art Canvas」はまだ設計バージョン3の終盤で、アルファフェーズに入るのは再来年初頭とみられます。

「EQ Mix」の競合製品

85年12月には当社のオーディオツール「EQ Mix」の競合製品となる「Sound Master」が発売されていますが、けっこうヒットしています。発売初月で2.4万本を販売しており、直近でのヒット製品である「The EchoEdit 3」(紫のバー)と「Audio Studio 2」(水色のバー)に取って代わるであろう売れ方に思えます。「EQ Mix」を発売する3か月後にはいったいどうなっているのでしょうか……。

1985年の月間収支

今回は1985年1-12月を進めました。他社からのサービス業務(サポート・マーケティング業務)・電子機器製造事業・ソフトウェアパッケージ印刷事業の三本柱で十分な利益をあげられています。この3事業を元手にソフトウェア開発で名を揚げていきたいと思いますが、来年発売の初の自社開発ソフトウェア「EQ Mix」はいったいどうなるのでしょうか。


正直なところ、他社からの受注業務と電子機器受託製造で会社はかなりしっかりめに儲かってしまっており、肝心の自社ソフトウェア開発は今のところ道楽のような事業になってしまっています。やっているゲームが本当に「Software Inc.」なのか、実は「Manufacturing Inc.」なのでは……?という気がしてきそうです。

次回:プレイ日記 第16回

スポンサーリンク

コメント

  1. お疲れ様です。高評価だけど発売直前にライバル製品が…!
    発売した後の市場評価対決とかユーザー評価対決とか楽しみです

    しかし電子製造業も本格的なんですね
    マザーボードとか記憶媒体とかのPCパーツとかもその内作れる…?

    • ご覧いただきありがとうございます。
      製造業は今のところ製造機械を並べてベルトコンベヤーでつなぐだけですが、今後のアップデート次第でPCパーツの生産なんかができるようになるのかもしれませんね。Modではそういうものもあった気がします。

タイトルとURLをコピーしました