「Hearts of Iron IV」新DLC「Graveyard of Empires」発売は3月4日!

「Hearts of Iron IV」開発日記2025年2月13日――非史実のインド

Hearts of Iron IV

「Hearts of Iron IV」開発日記2025年2月13日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は非史実のインドについて。「Graveyard of Empires」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2025年2月11日――史実のインド


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開発日記

開発日記2025年2月13日分は、非史実のインドについて。

Forward Bloc​

  • 「League Against Gandhist」を経て「Forward Bloc」に進むと、スバス・チャンドラ・ボースが指導者になる。これはイギリスに対してより戦闘的な姿勢を取り、独立戦争を主導することを最終目標とする。「Give Me Blood And I Will Give You Freedom」を完了するとイギリス人に対する戦争が始まるが、どのステートが内戦(注:説明がややこしいですが、英領インドと戦争になるので内戦と表現しているようです)加わるかはレジスタンス値によって決まり、高いほどプレイヤーの味方が増える。

  • 特定のステートでレジスタンス値を高めることができる。

  • 自身の中核ステートを元に戻すことでも、さらにレジスタンス値を高めることができる。独立戦争が始まれば再び中核化される。

  • イギリス政府はボースを逮捕しようとするが、プレイヤーは彼を一時的にインドから去らせることができる。

  • 彼を逃がさなければ彼が投獄されたまま戦争が始まり、イギリスに同調するインドの首都を占領することで彼を解放できる。上の画像の場合はカラチにいた。

  • 独立戦争に突入するとイギリスとも戦争になるが、もっと単純にすることもできる。例えばもっとも近いイギリス領に浸透して占領することもできる。

  • 日本と同盟を結ぶこともできる。彼らはプレイヤーを助けようとし、時が来れば味方してくれる。

  • 実際の戦争は上の画像のようなものだ。

  • 近くの港も支配下に置いており、以前の国家方針で得た日本の海軍爆撃機で輸送船団を狙い撃ちするために使える。

  • イギリスと同調するインドを降伏させると白紙講和の機会を獲得し、終わりのない戦争に巻き込まれる必要はない。

  • イギリス人を追い出した後はボースを残すか、Vinayak Savarkarに交代させるかを選ぶ。The HindutvaブランチはAkhand Bharat(大インド)の建国を目指す。これは拡張主義的なルートで、建国可能国家のすべての主要なステートを領有しようとする。

  • これはある国家を標的として即座に必要なすべてのステートを獲得するように機能する。領有権を主張したすべてのステートを支配するまで、より多くの国家を請求することはできない。例えば、ビルマを即座に中核化できるが、ビルマのすべてのステートを支配するまで追求を続けることはできない。

  • Sarvakarには主張する中核ステートへの攻撃ボーナスがあり、正当化も早まる。さらに国家方針を通じてHindu militarismを国民精神にできる。

  • すべてが終わるとAkhand Bharatを建国できる。

  • これは彼に素晴らしい特性を与え、同時に農耕社会を即座に1/3ほど減少させる。

Netaji

  • ボースを指導者にしておくこともできる。

  • ここではインドの安全保障地帯を拡大しようとし、最終的には(おそらく)中国と対立する。

  • 現実主義者であればソ連に援助を求め、自国経済の一部をソ連に倣うこともできる。

  • 国家の統治方法を決めることもできる。軍国主義的な権威主義的スタイルか、あるいはプレイヤーが依然として国家を統治するが選挙のようなものがある、指導される民主主義的なスタイルかだ。最終的な目標は、イギリスの支配から従属国を(注:臣民を?)解放することだ。

Reds in the Shadow

  • 右には共産主義ルートがある。共産主義運動はイギリスによって弾圧されたので、彼らは陰に隠れざるを得なかった。

  • このルートでは内閣を共産主義者で固め、共産主義への十分な支持を獲得し、Royal Navy Mutanyをきっかけにしてインドを支配する。

  • イギリスとの直接対決には至らないが、宗教的な人々がインドを離れ、彼らがより安定していると考えるため、強力なパキスタンが生まれる。また、イギリスがパキスタンへの経済援助を開始し、この地域で増大する共産主義の影響力に対抗しようとする。このルートではパキスタンが最終的に打倒したい第三の敵役となる。

  • 最初はパキスタンと停戦協定を結ぶが、最終的にはパキスタンを併合し、インド全体を一度に中核化できる。うまくすればパキスタンはイギリスからより多くの産業を獲得し、間接的にプレイヤーを強化するかもしれない。

  • ソ連と同じように5か年計画を策定することもできるし、インドの社会主義に向かうこともできる。

東インド会社

  • ゲーム開始時にインドは他のTfVツリーと同様に「世界恐慌」がある状態で始まる。これは産業ツリーのかなり早い段階で独立ルートを進むことで取り除かれるが、直ちに対処する相互排他の選択肢もある。

  • 価格統制は恐慌の悪影響を激減させるが、金融の混乱によってインドを不安定化させる。

  • 価格統制が最終的にうまくいかなくなることを見越して、イギリス議会に働きかけてインドの一部を民間投資家に売却し、インドを安定させるための政府支出を減らすことができる。

  • プレイヤーはもはや国家ではなく企業としてプレイする。

  • これには固有のシステムがある。企業である以上は税を支払う必要があり、(東インド会社の国家方針を完了した時点から始まる)会計年度末ごとに上の税率区分に振り分けられる。民需工場が1つの場合は最初のカテゴリーに振り分けられて税率は0%だが、9つに増えた場合は次の会計年度には15%の税(この場合は消費財)を支払う必要がある。

  • お分かりのように、民需工場を増やすと不利になるかもしれない。例えば、会計年度末が近づいていて、民需工場が30ある場合、1つ減らして税率を60%から30%に抑えたほうがいいかもしれない。なお、カウントされるのは領有しているステートにある民需工場のみで、貿易によるもの、マップ外のもの、従属国からのもの、軍需工場や造船所はカウントされない。

  • 脱税をするにはまず、会計年度ごとに投資家に配当金を支払うことができ、これによって一定の民需工場が取り除かれて1年間ボーナスを得る。つまり、基本的には投資家に配当金を支払うことになり、投資家は翌年により多くの投資をすることになる。

  • 民需工場で土地を買い取ることもできる。これはまた、ゲーム開始時に外交的に「失った」ステートを取り戻す手段でもある。

  • 十分な支配を得れば傀儡国を強化する国家方針もあり、これはつまりより多くの産業をもたらす。

  • その後には自国の工場を傀儡国に移すこともできる。

  • プレイヤーが望めばその土地を買い戻すこともできる。

  • その後には税の抜け穴を広げることで納税額を減らすこともできる。

  • 税率区分を拡大して同じ(低い)税率区分に長く留まることもできる。

  • インドを十分購入したら、残りを併合してインド全土を獲得できる。最終目標はイギリスからの完全独立だ。ここでプレイヤーは共産主義を潰すか、かつての宗主国イギリスを追い求めることができる。また、民間産業を大量に流入させ、迎合度に縛られたステートを中核化できる。これは最終的にすべての中核ステートを取り戻す方法だ。

  • ツリーの左側では私設軍隊を創設でき、義勇軍は外国の戦争で民需工場を得る。

  • 自国の権益と貿易路を守るため、さまざまな前提条件の末に旗艦を建造することもできる。
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ムガル帝国

  • 東インド会社ルートと同じく、価格統制がうまくいかなくなることから始まるが、過去の安定を求める。プレイヤーはこれをパキスタン北部の不満をかき立てることによって達成する。

  • その後、当局の手が届かないデリーから遠く離れた場所に逃げ込む。続いてDLCに含まれる藩王中から新帝国の皇帝を選ぶ。

  • このルートでは新たなユニークユニットである象騎兵も得られる。

  • このルートは征服に特化しており、インドへの進出か、アフガニスタン、ワハン回廊、モンゴルへの進出かを選ぶ。

  • イギリスからインドを取り戻すために藩王の助けを得ることもできる。

  • Loyalist Rajに対して宣戦布告すれば、彼らは傀儡国としてプレイヤーとともに立ち上がる。

  • 彼らはその後、顧問として宮廷に加わる。

  • このルートにはアジアからヨーロッパまでつながる道に自国をつないでシルクロードを再建するという選択肢がある。アフガニスタンから新彊に入り、軍閥を経由して中国まで、ヨーロッパへはイラン・トルコかソ連、あるいは海路でヴェネツィアまで、建国可能国家がある。

  • すべての建国可能国家ディシジョンを完了するとSilk Road Empireとなる。

次回:開発日記2025年2月18日――アフガニスタンとイラク

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コメント

  1. チョー面白そう

  2. 南米dlcと違ってルートによって拡張の仕方に個性があって良かった!

  3. 最後絶望的に国境が汚い

  4. 将来的に日本リワーク来たら自由インド仮政府作ってスバス・チャンドラ・ボースルートにインドを誘導出来るようになったりするのだろうか

    • もし日本リワークが来たなら自由インド仮政府が作れる国家方針を追加して欲しいな。

  5. 言い方悪いけど最近の必要以上にごちゃごちゃした国家方針と比べてシンプルにまとまってる感じがしていいな

  6. シルクロードエンパイア、国境整備派が見ると卒倒しそうなレベルで汚くておもろい

  7. Silk Road Empireが一部中国ユーザーの愛国心を刺激したらしく、SteamでParadoxのゲームが軒並み低評価爆撃受けてた。

    • いくつかの賛否両論評価のDLCが最近のレビューでは圧倒的不評になってたのなんでだろう?って思ったらそういうことね
      いや元々DLCのレビュー評価なんてあてにならないからどうでもいいんだけど

    • インド(シルクロード帝国)がチベットを中核州化出来るのに中国は中核州化出来ない事が気に障ったみたいだね。

  8. 政体変えて遊ぼうとすると必ず内戦になるのどうにかならんかな

  9. レバノン、パレスチナ、トランスヨルダンが従属国になってる所が気になる。

  10. シルクロード帝国と東インド会社は中国問題除いても割と珍しいくらい公式フォーラムで不評だな
    まず通商ルートであったシルクロード地域全域で国家形成は昨今ぶっ飛び気味のHOIとはいえ流石に無理があり過ぎるし、そもそも主要ルートからは外れ気味だったインドがなんでシルクロード地域を請求できるのかなんかでかなり疑問が投げかけられてる
    一方の東インド会社はイギリスが歴史的にはつい先日根本的に廃止した厄介者を、今更墓から掘り出す訳はイギリスからしても謎だし、インドからしたら益々意味が分からなくて、態々東インド会社に拘ったこのルート自体が疑問視されている

  11. アフガニスタンで作る方が自然だね。いや自然じゃないが

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