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「Hearts of Iron IV」開発日記2024年11月4日――コンゴ

HoI4 開発日記

「Hearts of Iron IV」開発日記2024年11月4日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はコンゴについて。「Götterdämmerung」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2024年10月30日――ベルギー


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開発日記

開発日記2024年11月4日分は、コンゴについて。

解説動画も公開されています。

  • なぜコンゴが含まれるかというと、コンゴはみなさんが思っている以上に第二次世界大戦に貢献し、ベルギーと密接な関係にあったためだ。また、コンゴには当時世界最大のウラン鉱床があった。ベルギーとコンゴの関係は必ずしもよいものではなく、特にレオポルド2世の時代にはひどい残虐行為が行われていた。第二次世界大戦中のコンゴの状況はそこから相当改善されたとはいえ、完璧ではなかった。しかし、これは戦争に焦点を当てた戦争ゲームであり、コンゴの紛争への貢献に最大の関心があることを思い出してほしい。

  • いくつかの理由から、ここでベルギーの国家方針ツリーの一部も掲載しておく。

植民地ルート

  • コンゴとベルギーのツリーで共通する部分が多いが、これは両国に共通の植民地ルートだ。一方の国家だけが取れるもの(国旗がひとつ)と、どちらの国家でも取れるもの(双方の国旗がついている)がある。一方の国家が国家方針を完了するともう一方のツリーでも完了し、両方の国家が国家方針からなにかを得る。ベルギーは自国の工業ルートで「Monetary Reconstruction」を完了した後、「Congo Investments」と理想的には「Societe Generale de Belgique」を完了させることで利用可能になる。コンゴは「Belgian Congo」「Heart of Africa」を完了させる必要がある。ベルギーでは国民精神(?)「Colonial Returns」、コンゴでは「Model Colony」が改善される。どのように機能するか以下で例を挙げる。
  • Societe Generale de Belgique:ベルギーが完了させるもので、コンゴの「Model Colony」で建設能力が向上し、ベルギーの「Colonial Returns」では政治力獲得量が増える。
  • The Heart of Africa:コンゴが完了させるもので、「Model Colony」で研究速度向上、ベルギーに政治力+75。
  • Bakwanga Mine:ベルギーとコンゴいずれかが完了させるもので、コンゴに民需工場とスロットを追加し、ベルギーの工場当たりの資源貿易量を増やす。
  • 一般に一方の国家のみの国家方針はその国家に大きなボーナスをもたらし、どちらかが完了できる国家方針は双方にボーナスをもたらす。

  • 植民地ルートは中央の3つの国家方針で分かれている。
  • The Belgian Congo:コンゴのみが完了でき、コンゴにのみ恩恵がある。ルート全体の導入で、ゲーム序盤の大きなボーナスがある。
  • The Heart of Africa:第1段階で、どちらも完了でき、資源を増やす。
  • Regional Specialization:第2段階で、「Heart of Africa」の段階の6つの国家方針を完了する必要がある。資源をさらに増やし、技術に関するものもある。
  • Congo’s Place in the World:第3段階で、「Heart of Africa」「Regional Specialization」の14の国家方針を完了する必要がある。コンゴの将来とベルギーとの関係を決める。
  • 植民地ルートは大きく左右に分かれ、左側には資源採掘とコンゴの自治権を高めるもの、右側には開発に関するもので、コンゴの自治権を低下させるものがある。

  • 「Congo’s Place in the World」完了時のコンゴの自治権がコンゴの将来を決める。
  • Congo Free State:ベルギーがコンゴを併合。
  • Overseas Department of Belgium:コンゴはベルギーの傀儡国のまま。
  • Dominion of Congo:コンゴはDominionになる。
  • Republic of Congo:ベルギーからの独立を宣言する。平和的に行えるが、ベルギー次第で戦争になる。
  • 選択するとその地位は固定される。ベルギーが宗主国でなくなればこの植民地ルートは使えなくなる。

  • ベルギーは「Congo Free State」「Overseas Department」「Dominion of Congo」を行い、さらに自身のツリーの「Engine of the Economy」から工業に大きなボーナスをもたらす国家方針「Belgian Miracle」を進められる。

植民地ルートのミニ分岐

  • これはベルギーの宗主国ルートで、最初の2つはさらなる共通ルートを利用できるようにし、その後はコンゴのものを奪い取る。ベルギーにとっては大きなボーナスだが、自治権という代償は大きい。

  • コンゴは資源が豊富でウラン増産もできるが、ベルギーが投資すると自治権が上昇する。「Uranium Development Trust」を完了すると陣営のすべての国家に対して原子力の特別計画ボーナスをもたらす。コンゴは他の主要国にウランを密輸して相手国にボーナスをもたらすことができる。

  • ゴム栽培や農業も大きく、内陸部を利用するためのインフラ投資もできる。「Belgian Devaluation」の分岐には自治権を低下させるシステムがあり、「French Congo」と「Colonial Ambitions」はさらなるアフリカへの拡大ができる。

  • 「Force Publique」のセクションは最初はベルギーだけが利用できるようになっているが、コンゴが戦争状態になるとコンゴも利用できるようになる。このセクションはForce Publiqueを改善することから始まり、コンゴ軍を強化していく。

  • Raoul van Overstraetenは第一次大戦中にコンゴで活躍しており、もう一度アフリカで従軍させられるかもしれない。
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コンゴ固有ルート

  • コンゴ固有のコンテンツは「The Invisible Roof」「Governor General Pierre Ryckmans」「Congolese National Movements」「Our Overlord’s War」「The ANC」「Post-Independence Political」に分かれており、誰かが王位に就けば国家方針「Assemble a Regency Council」の下にさらにルートが表示される。

  • 開始時の国民精神はこのとおり。

  • まず国民精神「Invisible Roof」を取り除くための3つの国家方針があるが、これは独立してからでなければ取ることができない。

  • 独立前の政治ルートは「Governor General Pierre Ryckmans」「Found the Congolese National Movement」「National Committee for Liberation」から始まる。

  • 独立を望むなら民主主義の支持と独立スコアを高めるのが平和的独立の手段だが、戦争によって独立すると政治情勢は変わるかもしれない。

  • ベルギーの従属国のままドイツがベルギーに侵攻した場合、コンゴは強力なボーナスを得ることができ、同盟国を助けるための準備を行える。

  • 独立した後か共通国家方針ツリーの「Force Publique」ルートを完了した後は、「Armée Nationale Congolaise」ルートがアンロックされて専門的軍隊を作れるようになる。

  • 独立後はいくつかの政治的ルートがある。1つ目は40%以上の民主主義支持、2つ目は同程度の共産主義支持、3つ目はそのいずれもが40%未満である必要がある。

  • 詳しく見る前にコンゴで利用できる顧問をお見せしよう。

  • 第一は民主主義ルートで、行政上の問題を取り除いて早く工業化することを目指す。コンゴは新たな「汎用の」建国可能国家を持つようになり、どのルートを選んでも一部の場所を中核化できる。

  • 共産主義ルートでは戦争目標と限定戦争を利用して国家を解放し、最終的にはアフリカ連合を結成することと、大陸全体に革命を広め、コミンテルンに加盟することの2つの選択肢がある。これまでエチオピア専用だったAfrican Unionシステムはコンゴも使用できるようになり、このディシジョンは安価にもなった。

  • 国家がひとつの価値観にまとまらない場合は、閣僚評議会を組織できる。政治的混乱に終止符を打つため、ポーランドの国王選挙のような連鎖イベントで、コンゴとその周辺に多数存在する地域君主の中から統治者を選ぶ。選んだ君主に応じて国家方針ルートが出現する。そのうちの2つと、選出できる君主のポートレートが上の画像だ。

次回:開発日記2024年11月6日――非史実のドイツ

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コメント

  1. 正直コンゴなんてベルギーのおまけ実装とはいえどれだけ要素盛られてもどうでも良いところがあるすね…
    工業化しても所詮はアフリカの貧弱国だし…
    そんなのよりアジアとかアメリカに早く手を入れて欲しい……次は中東って分かってるばかりに余計にそう思ってしまう

    • パラドのフォーラムとかで言われてることだけど、日本やアメリカの改良はMan the Gunsをベースゲームに統合するまでは無いという予想らしいね。
      なぜなら日米を改良する場合は海軍システムの全面的な作り直しが必須だけど、今のままやるとMtG/新日米DLCの導入有無によって4パターンの環境が出来てしまうからデバッグがあまりにも面倒すぎるとのこと。
      なのでパラドがMtGの統合をしても良いと判断する時期までは日米DLCは来ない。

      • だとしても海軍に関わる日米英を除くと次の大型アプデで取り上げられるコンテンツの古い大国が中国しかなくなるからそこまで遅くなる訳でもなさそう。

  2. コンゴねぇ…。
    まあやらないだろうな。
    重要な国だとして、それはベルギーのNFで処理すれば済む話であって。
    「やったぜコンゴでプレイできるぜ!」なんて人は、全世界で考えても何人いるんだろうか。

  3. 今後の開発に期待

  4. コンゴ弄るくらいならルーマニアとかチェコス弄った方がまだ良かったのでは?

  5. 他の会社のシムでも70か国以上でプレイできる!みたいなのみたことあるけど、10か国くらいでいいから一つひとつの国にしっかり手が込んだプレイができるほうがよくないかな,,,,,,

    • わかる、似たような操作感ばかりの国しか選べないより、選択肢が少なくとも全く違う操作感の国が選べた方が嬉しいかな

      だからアフリカにユニークな国が増えることは嬉しいし、
      とはいえアフリカのカントリーパックを出すくらいなら他の地域をチョイスして欲しいから、
      今回見たいに宗主国とセットで更新入るくらいが丁度いい気がした

  6. コンゴ大歓迎。
    英仏の改修に合わせて近東も拡充できるだろう

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