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「Cities: Skylines II」開発日記――タイル維持費の説明

Cities: Skylines II

2024年6月28日、「Cities: Skylines II」1.1.5.f1で導入されたタイル維持費に関する開発日記が公開されていました。本記事ではその内容を紹介します。

前回:Economy 2.0開発日記#1


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タイル維持費の説明

2024年6月28日、「Cities: Skylines II」1.1.5.f1で導入されたタイル維持費に関する開発日記が公開されていました。本記事ではその内容を紹介します。

  • パッチ1.1.5f1で追加されたタイル維持費について多くの質問が寄せられたため、このミニ開発日記を作成した。

X軸はタイルの購入枚数、Y軸はタイル維持費の計算に使用されるタイル購入費に対する割合

  • タイル維持費はプレイヤーが所有している土地に適用される土地管理コストだ。これは現実世界の未使用の土地に課税される固定資産税に着想を得たもので、都市が境界を拡張するために政府に支払う費用だ。開始時に既にアンロックされている9タイルにはかからない。タイル維持費が課されるのはそれを超えて拡張した場合のみだ。維持費はタイル購入費の一定割合であり、その割合は購入したタイルが増えるにつれて5%~25%の間で1枚あたりの維持費も増加し、購入したすべてのタイル維持費にも影響する。
  • Economy 2.0アップデートを設計する際、私たちは都市建設において経営機能をもっと考慮すべきだと感じた。Economy 2.0リリース後にみなさんからいただいたり、開発中にクローズドべータグループから出たフィードバックに基づいて、特にゲーム終盤に十分な挑戦がなかったという結論に私たちは達した。適切な挑戦がないために、成功しても私たちが望んでいたような影響もない。都市境界の拡大はゲームを進めていく上で自然なことであるため、タイルに維持費を実装するのはゲームのペース作りをする上でいい方法だった。特に後半は街の規模が急速に大きくなり、マップタイルもそれを反映して高騰する。タイル維持費についての私たちの狙いは、都市の拡大に際してより意味のある選択をもたらすことであり、プレイヤーは単にどこに拡大するかだけでなく、都市がそのような拡大を維持できるかも考慮する必要がある。全体として私たちはゲームのペース作りが強化され、プレイ体験が改善したと感じている。

UIが更新され、新たなタイルのコストだけでなく、タイル維持費も表示されるようになった。

  • タイル維持費はプレイ可能エリアの端に到達し、新たな外部接続を作成する能力に影響する。そこで、序盤にもっとも安く外部接続を作成する方法について簡単に説明しよう。マップタイルのコストはそのタイルで利用可能なものに影響される。例えば建設可能な土地や資源などがそうで、水の多いタイルがもっとも安い。できるだけ早くに外部接続がほしい場合、海タイルを購入するのがもっとも安価だ。これでプレイ可能エリアの端まで橋やパイプラインを作成できる。あるいは地形ツールを使ってより現実的な陸橋を作り、その上に道路を建設することもできるが、タイル内に土地が多いと維持費に影響することに留意してほしい。
  • 既存のセーブデータを続けている場合、多くのマップタイルをアンロックしていて、高いタイル維持費がかかっているかもしれない。このコストを相殺するために都市を拡張して追加の税収を得られるかもしれないが、「すべてをアンロック」かマップタイルをアンロックするModを使用している場合は足りないかもしれない。その場合は、次にそのセーブデータをロードする際にマップオプションの「すべてのタイルをアンロック」を有効にすることを勧める。これは実績を無効にするが、タイル維持費も無効にでき、都市を続けることができる。このオプションは小さな町や村を作るのが好きで、マイルストーンの進行をスキップしたくない場合にも適している。
  • タイル維持費についてはこれが好きな方からもそうでない方からもフィードバックをいただいている。タイル維持費に限らず、私たちはゲームの現状に関する議論を継続し、ゲームプレイとバランスをさらに洗練させ、ゲームの目標を維持しつつ最高の体験をお届けできるようにする。また、ご意見をお聞かせいただくためのアンケートもあり、ランチャーから回答できる。

先日のこのツイートのように、全体的にはいい方向に向かっていると感じていますが、一方でオフィス区画で従業員が減っていってしまうなど、影響の大きな問題も出ているようです。フォーラムのこちらの投稿によると「パッチは夏休みの後まで出せないかもしれない」とのことですが、これまでの経緯もありますし、早く対処してもらいたいところですね。

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