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「Crusader Kings III」開発日記#125――もっとも勇敢な者

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#125が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はAccoladesについて。1.8リリース後の開発日記です。

前回:開発日記#124――よい時を祝う


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開発日記

開発日記#125は、Accoladesについて。

Accolades

  • Accoladesは寵愛を受けた騎士に対して主君が与えるもので、時間経過とともに(そして武功を立てるのに合わせて)その騎士と主君にボーナスをもたらす。主君は威信(prestige)を消費して騎士にAccoladesを与えることでその騎士をAcclaimed Knightとする。Acclaimed Knightは通常の騎士と同様に機能し、Accolade Attributes(後述)による効果以外の効果はない。

  • Accolades授与画面はこちら。すべての騎士が候補として表示されているわけではなく、Acclaimed Knightになれるのは男爵ランクか領地を持っておらず、prowessが8以上あり、Accolade Attributesが2以上あるキャラクターのみだ。

Accolade Attributes

  • Accolade Attributesは騎士の特徴や資質などを反映したもので、騎士がGlory(Accoladeの経験値)を獲得することで変動する。すべてのAccoladeは2つのAttributesを持つ。RanksはGloryを得ることで上昇し、2つのAttributesに交互にボーナスをもたらす。Attributesには単に騎士の性格を表すだけのものもあるし、Mentorのようにどれほど優れた騎士であるかに応じて補正やライフスタイル特性にボーナスがつくものもある。

  • ひとつ前の画像の「Outrider」は主に軽騎兵を強化するもので、上の画像はその効果が最大になったときのものだ。「Outrider」になるには特性「Open Terrain Expert」か「Hastiluder」のHorseトラックの経験値が必要だ。

  • 「Thug」はより一般的なもので、Wrathful・Arbitrary・Impatient・Arrogant・Reaverのキャラクターはすべてこれになる資格がある。ボーナスが多いとは言えないが、自分が悪人なら彼らを味方にしたいこともあるかもしれない。

  • Accoladeのボーナスはほとんどが武術や軍事に関するものだが、「Master of Revels」のようなものもある。Attributesについてはゲーム内の百科事典に条件と効果がすべて記載されている。なお、複数のAcclaimed Knightsになることは可能だが、Accolade Attributeはそれぞれひとつしか持てない。

Accolade画面

  • 作成したAccoladeは騎士リストの上部に表示される。開くとAccoladeの名称・Acclaimed Knight・Successor(いれば)・Attributes・ボーナスが表示される。名称は自由に変更できるが、プレイヤーが決めない場合は「The Sword of Death」「Senior Knight of the Polish Guard」のようなランダム生成のテンプレートで埋められる。

Glory

  • Accolade RankはGloryによって上昇するが、その源泉には以下のようなものがある。
    • 勝利した戦闘に参加した。
    • 戦闘で他の騎士を負傷させるか殺害した。
    • 一騎討ちに勝利した。
    • 主君とともに活動に参加した。
    • トーナメントの競技会に参加した/で勝利した。
    • 主君がより上位のランクの敵を相手に戦争で勝利した。

  • 主君がより上位のランクの敵を相手に戦争で勝利したときに得られるGloryは敵の規模と開戦事由によって変わる。

  • 新イベントにもGloryを獲得する機会を得られるものがある。

  • Gloryは騎士が戦闘で敗北したり、Accolade Successionする際に失われることもある。

Accolade Succession

  • 騎士が死亡するとAccoladesはAcclaimed KnightからSuccessorに継承される。Accolade Successorsは自動的に決まるが、主君は自由に変更できる。

  • 騎士の中にSuccessorsになれる者がいない場合は条件を満たす者をフックや結婚によって雇用することになるが、一定の威信を支払ってまったく新しいAccolade Successorを獲得することもできる。

Primary & Secondary Attributes

  • Accoladesはすべて2つのAttributesを持ち、最初に表示されるのはPrimaryで、Accoladeの核となるものであり、変更できない。Secondary Attributesについては、Successorsはこれを持っている必要はなく、 Primary Attributeの条件(Successor画面に表示)とその他のAttributeの条件を満たせばよい。Secondary Attributesを変えられることでAccoladeのボーナスは柔軟になるが、Secondary Attributeが変更されるたびにSuccessionのGlory減少量が大きくなる。

Inactive Accolades

  • AccoladeのSuccessorがいない場合、AccoladeはInactive状態になる。スロットを空けたい場合はAccoladeが騎士で埋まっていてもRetireさせることでInactive状態にできる。Knights and Accolades画面のInactive Accoladesボタンを押すと上の画像の画面に移動する。Inactive Accoladesはなんの効果ももたらさず、任命する騎士を選んで復活させることもできるし、削除することもできる。

ディシジョン「Restore Accolades」

  • Inactive Accoladeがあるときに条件を満たすキャラクターを探すディシジョンがある。このディシジョンではまず既存のキャラクターを雇用するが、そうしたキャラクターがいない場合は新たにキャラクターを生成し、スキルと特性はAccoladeのPrimary Attributeに適したものとなる。この人物の文化は実際にプレイヤーの近くにあり、プレイヤーと友好的で、Primary Attributeに適するか一般に優れた騎士であるかのいずれかであるものになる。つまり、基本的にはNormanの騎士がキリスト教圏全体にAccoladeの候補者として現れるようになっているし、プレイヤーがビザンツ皇帝ならArmeniansやVarangiansが現れる可能性も十分にある。
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Acclaimed KnightsとGrand Tournaments

  • トーナメントに参加すればAcclaimed KnightsがGloryを得られるだけでなく、戦士のスキルを磨くことで特性「Hastiluder」から強力なMen-at-Arms Attributesを得ることもできる。自分の騎士を充実させたいプレイヤーは意図「Recruit」でトーナメントに参加すれば、騎士の集団を連れ帰ることができる可能性が高まる。

Acclaimed Knightsの数

  • 同時に持てるAcclaimed Knightsの最大数は5だが、実際にはもっと少ない。Acclaimed Knightsの数を増やすものは以下。
    • 王位ランク
    • 皇帝位ランク
    • Bannus(Innovation)
    • Knighthood(Innovation)
    • Renowned Name(Legacy「Dynasty」の2番目)

Glory獲得量を増加させるもの

  • 一部の文化は武勲を重視するため、Glory獲得量にボーナスがつく。「Chanson de Geste」「Royal Army」「Performative Honor」などの伝統を持つ文化がそうだ。

  • ライフスタイル「Chivalry」のツリーもGloryボーナスの源泉となる。

軍に対する効果

  • Acclaimed KnightがKnight Army Modifierを持っている場合、軍にいるだけで軍の能力を向上させる。Acclaimed Knightが指揮官である必要はない。軍のAcclaimed KnightアイコンにマウスオーバーするとAcclaimed Knightsによる補正を見ることができる。

  • 常備軍(Men-at-Arms)を強化するAccoladeをPrimary Attributeにしている場合、レベルアップで特別な常備軍がアンロックされる。これは1個連隊しか雇用できないが、基礎能力値の高さにAcclaimed Knightの補正やHoldingsに駐屯することによるボーナスを重ねることができ、適切な地形では優れた性能を発揮し、counteringは倍になり、Cultural Erasが進むごとに能力値は上昇する。上の画像はその例。

2023年5月2日追記開発日記#126は活動システムのMod制作に関する内容です。当サイトでは記事にして紹介しませんので、気になる方は直接スレッドをご覧ください。

次回:開発日記#127――アートと実績

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