「Europa Universalis IV」開発日記2021年2月16日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はオーストラリアについて。1.31+「Leviathan」リリース前の開発日記です。
開発日記
開発日記2021年2月16日分は、オーストラリアについて。
- ヨーロッパ人が到着する前のオーストラリア大陸がどれだけ活気に満ちていたかを考えると、植民地化される前の大陸はまったく入植されていない空っぽの場所だったというのは少し不正確に思える。
- そこでまず、オーストラリアは全体が入植可能なプロヴィンスで接続され、オーストラリア北部と西部もPilbaraでつながっている。
- もうひとつの重要な変更点として、オーストラリアに新たなステートが追加された。私(注:スタッフのMeka66氏)がやりたかったのは、プロヴィンス数と戦略的重要性の点でオーストラリアを他の植民地地域と同等にすることだ。
- ステートとプロヴィンスを設定するとき、私は植民地時代前後のオーストラリアの境界でバランスを取ろうとした。ステートの境界は主に植民地オーストラリアの州境を元に決め、プロヴィンスはアボリジニの人々の分布を元にしたところが大きい。すべてのプロヴィンスには支配者によってアボリジニによる名称と植民地名の両方を持つ。
- The Australian Gold Rushでは、オーストラリアのプロヴィンスにおいて高い確率で金が産出され、南部の一部のプロヴィンスでは宝石が出る可能性もある。またいくつかの重要なプロヴィンスでは石炭を産出する。
- 続いて、プレイ可能国家の一部を紹介しよう。オーストラリア北部には北部の国家群から成るthe Larrakia Federationがあり、LarrakiaとTiwiには固有の国家アイディアがある。
- 南にはシドニー地域の先住民であるEoraの人々がいる。
- アデレードの先住民であるKaurnaの人々。
- タスマニアの先住民であるPalawa。
- Kamilaroiはオーストラリアの国家の中で特に人口の多い集団だ。
- 私はオーストラリアのすべての国家にアイディアを持たせたいが、残念ながら時間がなかったため、固有のアイディアがない場合は共通のアボリジニのアイディアを利用する。
- しかし、アボリジニの文化はひとつのものではないため、グループに分かれている。完全に正確にはオーストラリアのほぼすべてのプロヴィンスが固有の文化になるため、ゲームプレイのためにある程度の一般化が行われている。
- 新たな国家に加えて、アボリジニのオーストラリアはAlcheringaという新たな宗教も利用できる。すべてのアボリジニ国家には自分たちの神々のパンテオンと「Dreaming Stories」がある。AlcheringaではFetishistのカルトシステムのようなシステムを使用し、ミッションを通じて新たなストーリーがアンロックされる。
- こうしたミッションは多岐にわたり、戦闘で敵を撃破する、初めての外洋船を建造する、Makassarの貿易を一変させてMoluccasの貿易を支配するなどがある。
- また、アボリジニは新たなユニットモデルを利用できるようになる。
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