「Hearts of Iron IV」開発日記2018年10月31日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は遠征軍派遣要請・被管理国・マップ上のディシジョンについて。
概要
開発日記2018年10月31日は、遠征軍派遣要請・被管理国・マップ上のディシジョンについて。
遠征軍派遣要請
- 連合国は多くの国家から構成され、協力は困難だ。これを助けるため、Man the Gunsでは自軍を編成する際に遠征軍を複数の国家に直接要請できるようになる。
- AIは直ちに返答し、承認した場合はプレイヤーの計画どおりに軍を割り当てる。つまり、どのようにやってくるかプレイヤーがコントロールできる。
- からっぽの軍に遠征軍派遣要請を出すこともできる。それには、新たな軍のボタンの下にある遠征軍ボタンをクリックする。これはその地域に自軍はいないが同盟国軍はいる場合に役立つ。そこでプレイヤーが計画を作成し、彼らにやることを伝えられる。AIはできる限りその計画に合わせようとする。
- AIは非常に助けになるが、予備軍や地域の安全確保以上のものにはなりえない。AIは少しばかり用心するため、プレイヤーが常に遠征軍を死地に向かわせている場合は、AIがそれ以上の軍を送りたがらないということに気づくだろう。
- また、プレイヤーが作った計画によって、AIは適切なユニットを送ろうとする。例えば上陸作戦なら海兵隊を送ってくる。これはつまり、AIはプレイヤーが要請を送る前に立てていた計画に対してなにを送るべきかを知っているということだ。(?)
- ここで私はAIについて述べていることに注意してほしい。この行動はプレイヤーに対しては有効ではない。プレイヤーに対しては単に話し合って遠征軍を送ればよい。
- 遠征軍派遣要請を出すには、プレイヤーは陣営の指導者でなければならず、あるいは従属国を持っていればその国に対してこの行動を行える。遠征軍派遣要請はすべてのイデオロギーで可能だ。
被管理国(Supervised State)
- 被管理国はMan the Gunsでの新たな自治レベルだ。民主主義国がより適切な方法で傀儡とするように設計され、標的となった国家が逆らうことはできなくなる。
- 西ドイツはここではイギリスによって被管理国とされている。被管理国は特に圧政というわけではないが、以下の制限がある。
- 宗主国の陣営に固定される。
- イデオロギー的に宗主国に接近し、これに影響する異なるイデオロギーの大臣を使用できなくなる。
- 宗主国は安く貿易でき、また貿易できる量も増える。
- 被管理国はゆっくりと自治度が上昇するため、本質的にはタイマー付きのものであり、永久に従属国のままでいることはできない。他の手段を取ることもできず、充分自治度が高まれば直接独立国になる。今のところは制限がなくなり、陣営を離れることなども自由となる。
マップ上のディシジョン
- これはステートに基づいた、あるいは特定の場所でディシジョンを行えるようにしたいというリクエストに応えたものだ。ディシジョンが発生する場所はしばしばスクロールがめんどくさいくらい長大なステートのリストになることがある。私たちもあまりにもリストが長くなるためにWaking the Tigerでいくつか制限を設けなければならなかった。
- 1.6アイアンクラッドアップデートでは、これに対処するためにディシジョン画面からマップ上でディシジョンを行えるようになった。リストかマップのどちらか、あるいはマップからのみ選択できるようになる。後者の例として、イギリスがファシズムに向かう黒シャツ隊の行進がある。ステートによってコストもさまざまだが、マップ上では場所とコストを簡単に確認できる。
- ナイジェリアを支配していれば、既にアクティブになっているが、探鉱ディシジョンもある。
- オランダの洪水による防御もマップ上に直接表示される。
質疑応答
Q1:被管理国は併合できる?
A1:できない。
Q2:AIの同盟国が空軍ユニットを自国の空軍ユニットに航空基地を使えなくさせて台なしにする問題はなにか改善される?
A2:今のところはなにもしていないが、問題であるとは認識している。
Q3:被管理国は民主主義国のみ?
A3:民主主義国のみ。
Q4:艦船デザイナーについての話はいつするの?
A4:もうすぐ(トラスト・ミー)。未だにエラードッグに覆われている。
コメント
Q2の件は空港の占有ができたら良いんだけどな
占有対象は自国と傀儡と占領下の空港限定で良いから
被管理国実装されたら大協商でチェコに政体変えられる心配が減るかな?自分が初手で傀儡化すればチェコにはできなくなるし。