「Europa Universalis IV」開発日記2018年3月27日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回は今後の開発計画について。
概要
2018年3月27日分の開発日記は、今後の開発計画について。
- 第一に、私たちは1.25向けのホットフィックスをリリースしていないことについて。大きな問題、通常は多くの人に高い頻度で影響する安定性(ゲームクラッシュ、一貫性があり広く発生する同期ズレ)についてだが、これが発覚したときには私たちは可及的速やかにホットフィックスを作成する。幸いにもこうしたレポートはそれほど多くはないが、小さなパッチで修正したい問題が複数ある。このパッチはそう遠くないうちに準備ができると思う。
- 私たちが緊急に修正しようと思っている問題のリストは以下のとおり。
- Random New Worldを使ったゲームにおいてまれに海軍の任務でクラッシュする。
- プレイヤーが使っていないのにAIがRule Britanniaを使い、海軍ドクトリンを利用できるようになっている。(注:コメントにて教えていただき訂正しました)
- 複数のセーブデータをロードすると補正がダブる。
- 開発度2万のU-tsangのようなさまざまな問題。
- 宗教アイコンの配置。
- すべてのアイルランド国家でアイルランドの実績が機能しない(これはセーブデータをさかのぼって修正することはできないので、アイルランドの新しく追加された実績を取りたいなら修正まで待ってもらう必要がある)。
- Clevesは異端(heretics)を改宗することについて気が狂っている。(注:コメントにてご指摘いただき修正しました。ありがとうございます)
- イングランドのミッション「Strategic Control」が完了するのが不可能になることがあるのを修正。
- decisions/nation formations/missionsにおいてGreat Britainのclaimsを修正。
- AIの戦争が終わらない。
- これは網羅的なリストではないが、1.25.1ホットフィックスで解決する予定の深刻な問題の一部ではある。リリース日は「もうすぐ」だ。今取りかかっている修正、ビルド、テストがすべてうまく行ったらリアリティをつめていく予定なので、少し時間がかかる。希望としてはイースター(注:今年は4月1日)に間に合うようにリリースしたいと思っている。
- これが終わったら、私たちはEU4の次のアップデートに向けて作業を始める。イマージョンパックの内容には満足しているが、次は拡張のリリースを計画しており、同時リリースのアップデートはRights of Man、Mandate of Heaven、Cradle of Civilizationなどと同規模になる予定だ。1.26の大きな変更については来週からお知らせする。
コメント
プレイヤーがDLCを導入していないのに、AIがDLC要素を使う場合があるということでしょうか
なるほどpiratingを「海賊版を使う」みたいに取れば意味が通りますね。
訂正しました。ありがとうございます。
・Clevesが異教に改宗することについておかしくなる。
なのですが、ここは原文が「heretics」でこのゲームの場合、「heretics」は「異端」と訳された方がよろしいかと思います。異教は「heathens」です。
で、コレ何言ってるか分かっていらっしゃらないのでは?と感じてます。
コレ恐らくですけど、Clevesに今回の新パッチで専用のNIが追加されたんですけど、
その効果に「対異端改宗強度」(Missionary Strength vs Heretics)の効果を持つものがあります。
で、通常(他国は)この効果の%は2%、高くても3%上昇なんですが、
Clevesは何と10%なのです!つまり、設定値が明らかにおかしいです。
以上より。開発の人はClevesは、「converting heretics」する事について「nuts」だと
仰ってるんだと思います。あくまで推測ですけど。
ご参考になればと思います。
おっしゃるとおりあまりよくわかってませんでした……が、そういうことなのですね。というかそもそも英語として「converting heretics」は「異端『を』改宗する」ですね……。
訂正しておきました。詳しく教えていただきありがとうございます。