「Europa Universalis IV」開発日記3月7日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は儒教について。
概要
3月7日分の開発日記は、儒教について。
- 儒教はEU4において宗教の問題児であり、ほぼ中国と朝鮮にのみ存在し、独自のメカニクスを持たなかった。だが、Mandate of Heavenの所有者にはConfucian Harmonyが導入される。
- 儒教の国家はHarmonyという値を持つ。これが上昇するとその国家の国教のtoleranceも上昇する。デフォルトでは毎年1ずつ上昇し、stabilityを高く保ったりHumanism Ideaを完了することでより早く上昇させることができる。Harmonyが低いとtolerance of the True Faithは低下し、development(開発度)上昇コストが上がり、またMeritocracyにも影響がある。
- したがって、Harmonyを高く保つことが国家にとってよいことではあるが、これには選択肢がある。プロヴィンスを改宗することで、その開発度に応じてHarmonyが下落する。そのため、少なくとも短期的には、異教を駆逐することで国家は苦境に陥る。
- だが、儒教の国家は他の宗教や宗教グループと調和する(Harmonize)という独自の能力を持っている。テングリの国家が即時に他の宗教とSynchronizeする能力を持っているように、儒教の国家は多くの宗教を徐々に受け入れ、調和させることができる。異端(Heretics)に対しては、徐々に調和することでこれを国教として扱われることを選択できる。異教(Heathens)に対しては、このプロセスをその宗教グループに対して適用することができる。
- 宗教との調和は宗教タブから行える。調和する宗教や宗教グループを選択すると、その信仰の受容プロセスが始まる。このプロセスは毎年3のHarmonyを消費する。したがって、国家が安定しているほど新たな信仰を簡単に受容できる。このプロセスは0から100まで上昇し、毎年3上昇する。調和は時々イベントが発生する長いプロセスだが、最終的に宗教や宗教グループをゲームの残りの期間において国教として扱う(儒教である限りは)。
- また、調和した宗教はそれぞれ25年間、国家全体にボーナスをもたらす。
- 上のスクリーンショットでは、朝鮮が国教のtolerance+2のボーナスを25年間得ている。他の宗教では、例えば以下のようなボーナスがある。
- イスラム教:Trade efficiency+10%
- 神道:歩兵のCombat Ability+10%
- ユダヤ教:institutionの伝播+33%
質疑応答
Q1:投稿では宗教グループを調和できるとあるから全イスラム教も一斉にできるんだろうけど、Paganはどうなるの?
A1:キリスト教、Pagan、イスラム教、Dharmicは宗教グループとして調和できる。例外は儒教が属するEasten Religious groupで、これは個別に調和される(Theravadan、Shinto、Mayahana、Vajrayana)。
Q2:複数の宗教を同時に調和できる?
A2:できる。
来週は、Mandate of Heavenで追加されるその他の宗教メカニクスについて。
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