パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#59が更新されましたので、その内容をご紹介。今回は巨大構造物について。
概要
開発日記#59は、巨大構造物について。また同日、「Stellaris」初の大型拡張 “Utopia” がアナウンスされています。
巨大構造物(有料の内容)
- 没落した帝国のリングワールドを見かけて、自分もああいうのが欲しいと思ったことはないだろうか? そこで私たちは “Utopia” においてそれを可能にした。巨大構造物(Megastructures)は複数の段階からなる巨大建設プロジェクトで、莫大な資源と時間の投資が必要となるが、同時に目を見張るような利益を生む。
- 建設できる巨大構造物は4つある。リングワールド、ダイソン球、セントリーアレイ、サイエンスネクサスだ。巨大構造物を建設するには、多くの先進的な技術をアンロックし、適切なAscension Perkを選ばなければならない。これによって、建設船は適切な場所に巨大構造物建設サイトを建設できるようになる。建設サイトは単独で多くの資源を必要とするプロジェクトとなり、完成には数年を要する。
- 一旦建設サイトを建設すると、巨大構造物を建設の第1段階にアップグレードできるようになる。リングワールドやダイソン球ではこれはなんの利益も生まないフレームだが、サイエンスネクサスとセントリーアレイでは完成版の効果をいくらか生み出す部分的に完成した構造物となる。ここからさらに資源と時間を投資することで、未完成の巨大構造物を次の段階にアップグレードできる。ダイソン球、サイエンスネクサス、セントリーアレイはアップグレードするごとに、完成まで効果が増大していく。リングワールドは4つのセグメントがあり、リングワールドのセクションと同時にアップグレードされる。(?)
- リングワールドは領域内の惑星の多い星系にのみ建設することができ、完成すると最大サイズの居住性100%である惑星を4つもたらす。リングワールド建設プロジェクトは星系内のすべての惑星を建設資材として消費する。ブラックホール、パルサー、中性子星には建設できない。
- ダイソン球は領域内の星系にのみ建設でき、毎月膨大なエナジーを産出する。これは建設の段階に応じて増加していく。完成すると、ダイソン球は星系を冷却し、ほとんどの惑星は凍結惑星となる。ブラックホール、パルサー、中性子星には建設できない。
- サイエンスネクサスは居住できず、衛星でなく、小惑星でない惑星(居住施設に近い)に建設でき、毎月膨大な科学点を産出する。これは建設の段階に応じて増加していく。
- セントリーアレイは居住できず、衛星でなく、小惑星でない惑星(居住施設に近い)に建設でき、センサーステーションとして機能する。これは建設の段階に応じて増加していく。完成すると、銀河全体の完全なセンサービューをもたらす。
- 巨大構造物の建設は隠し通せるようなものではなく、帝国が建設を始めればすべての帝国がその開始、進行、完了を知ることになる。帝国全体の資源を必要とする巨大事業として、こうしたプロジェクトは政治的・外交的に意図しない結果をもたらすこともある。また、既にゲーム中にリングワールドが存在しているように、プレイヤーが巨大構造物のアイディアを最初に思いつく文明ではなく、探検によって古代の廃墟となった巨大構造物を発見することもあるかもしれない。
質疑応答
Q1:複数の巨大構造物を建設することはできる? 例えばダイソン球を2つ作るとか。
A1:できるが、バランスを取っている最中だ。
Q2:巨大構造物は艦艇の外見によって変わるの?
A2:変わる。
来週の開発日記は、超能力による超越(Transcendance)とシュラウド(The Shroud)について。
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