「Hearts of Iron 4」開発日記#29が公開されていましたので、その内容をご紹介。
前回:開発日記#28
2015/12/19 #30へのリンクを追加。
概要
開発日記#29は、勢力と戦争の目標について。
勢力について
- これまでのシリーズでは、勢力は枢軸国・連合国・共産国の3つだった。しかしHoI4ではそうではない。
- 勢力の数も3つに制限されるものではない。ドイツ・イギリス・ソ連は最初からそれぞれ勢力を率いているが、他の国家も国家目標(national focus)ツリーによって勢力を作ることができる。
- 勢力は、ともに戦争を戦う国家の集団だ。勢力内のある国家が侵略を始めても、勢力のリーダーが和平を余儀なくされるまで、除かれることはない。
戦争の目標について
- HoI4で戦争を始めるにはもちろん制限がある。ファシストの戦争屋であったとしても、戦争を始めるには戦争の目標(wargoal)が必要となる。戦争の目標というのは、一般的には国家を征服することだ。
- 国家目標には、より史実に近い征服を行うための戦争の目標を国家に付与するものも、数多くある。しかし、それ以外のことをしたいこともあるだろう。例えば、スウェーデンの歴史的な国境を回復するとか。
- まず、民主主義国は民主主義国相手に戦争を仕掛けることはできない。そのため、そうしたいならファシズムか共産主義に転向する必要がある。民主主義国は、世界の緊張度(the World Tension)が上昇しないと、国民に対して(戦争を)正当化できないという点でも制限がある。
- いくつかの勢力では、戦争の目標について以下のような特別なルールがある。
- 民主主義国が非中核州を保持することは、通常よりも高くつく。
- 共産主義国は傀儡国家を戦争の目標とすることが通常より安くつく。
- 枢軸国は既に戦争している状態でも、コストは下がらないが正当化する理由なしに宣戦布告することができる。
- 戦争の目標の正当化は通常6~12か月かかり、政治力も多く消費する。戦争の目標ができたら、目標の国家に対して戦争を始めることができる。(訳注:正当化を待たなくても宣戦布告はできるということか?)
- 戦争の目標は、和平の際にどれだけのアドバンテージを得られるかというところで影響する。和平については将来の開発日記で詳しく取り上げる。
- 戦争の目標を正当化すると、世界の緊張度が上昇する。
来週はフランスについて。
次回:開発日記#30
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