「Europa Universalis IV」開発日記5月16日分が公開されていました。今回は次の拡張「Third Rome」について。
概要
5月16日分の開発日記は、次の拡張「Third Rome」について。
- イマージョンパック「Third Rome」は今年の6月に9.99ドルで発売する予定だ。イマージョンパックとはなにか? フルの拡張と小さなグラフィックパックの間で、Stellarisのストーリーパックに似ている。
- これまでにEU4でリリースしたものと比べると、Third Romeは内容の量の点でWealth of Nationsに近い。Third Romeはロシア向けのポートレートパック、3つの新たなスプライトパックを含む。
- 私たちは3つのロシアの政体を追加した。政体は無料のパッチで追加されるが、この政体に付与される能力はイマージョンパックに入っている。
- Veche Republic:これは新たな共和政体で、商業共和国のように機能すると同時にロシアの能力を利用できる。これは常に公爵領(duchy)ランクで、商人+1のボーナスがある。NovgorodとPskovはVeche Republicとしてスタートする。また持てるステートが+3される。
- Principality:これは新たな君主政体で、すべてのロシアの君主国がこれで始まる。ロシアの能力を利用することもでき、また公爵領ランクに固定されているが、unrest-1、税収補正+5%のボーナスがある。また持てるステートが+3される。
- Tsardom:この政体はロシアを形成すると付与され、自動的に帝国(empire)ランクとなる。持てるステートが+10され、ロシアの能力を利用できるほか、Manpower+20%、Absolutism+0.1/年、autonomy-0.05/月のボーナスがある。
- ロシアの能力(The russian abilities)は次のように機能する。すべての行動にはいっぱいになると使えるようになるバーがある。バーは100でいっぱいになり、毎年統治者のそのカテゴリーの君主点だけ増加し、最低でも+3される。バーは150点まで貯めることができ、直ちに使わなくても無駄にはならない。
- 統治点での能力はReform Sudebnikで、所有するすべてのプロヴィンスでautonomyを10%下げる。
- 外交点での能力はSupport Oprichninaで、すべての反乱勢力の進行度を30%下げる。
- 軍事点での能力はRaise Streltsyで、war exhaustionを2低減し、首都において陸軍上限の20%のStreltsy Infantryを召集する。
- Streltsyユニットとは何か? 以前、私たちは正規兵、傭兵、八旗軍という3つのユニットカテゴリーを示した。1.22ではこれに2つが加わり、そのひとつがStreltsyだ。Streltsyは戦力は最大値だが士気が低い状態で召集され、召集には人的資源も資金も使わないが、2点を除けば正規軍と同様の働きをする。陸軍上限と比較したときのStreltsyの数で安定度コストが上昇するが、streltsy連隊はfireダメージが+10%される。
- 1.22で追加するもののもうひとつがコサック(Cossacks)で、これは拡張の「The Cossacks」を持っているプレイヤー全員が利用できる。コサックは正規軍と同様の働きをするが、shockダメージが+10%増加する。コサックは階級(estate)に対する行動で召集でき、コサック階級に1プロヴィンスを与えるごとにコサック騎兵1個連隊を召集できる。
- さらに、このアップデートの焦点に合わせて、コサック階級に対する新たな行動を3つ追加した。
- Conscripting Elites:陸軍伝統を上昇させるが、忠誠度(loyalty)が低下
- Supply Arms:軍事点を消費して忠誠度と影響力(influence)が増加
- Permit Self Governance:コサックに与えた土地のautonomyが上昇し、忠誠度と影響力(influence)が増加
質疑応答
Q1:streltsyの補充は八旗軍みたいな特別ルールがあるの?
A1:正規軍と同じ。
来週は、ロシアの能力とTsardomについて。
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