「Victoria 3」新DLC「Pivot of Empire」発売は、Steamの表記によれば日本時間21日18時の予定です。

「Europa Universalis IV」開発日記2024年3月5日――アステカ・マヤ・インカ

EU4 開発日記

「Europa Universalis IV」開発日記2024年3月5日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はアステカ・マヤ・インカについて。1.37リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2024年2月27日――1.37のロードマップ


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開発日記

開発日記2024年3月5日分は、アステカ・マヤ・インカについて。

  • 今回はアステカ・マヤ・インカについて。数値は最終的なものではない。

アステカ

  • まずメキシコの設定変更を見ていこう。

  • メキシコの貿易ノードはさらなるCenters of Tradeが追加され、また黒曜石の採掘を表現する補正がいくつかのプロヴィンスに追加されている。しかしこれはMesoamerican技術グループの国家に限られる。

  • 次はアステカの国に関する変更点。アステカは帝国ランクでスタートし、最初の統治者Moctezuma IはLegendary Conquerorという特性を持つ。

  • アステカはEU4で表現されるほど集権的ではなかったので、新たな特権を持ってスタートする。

  • ミッションツリーは大きく3つに分かれており、一番上の最初のブロックはメキシコの支配と新世界の征服を行う。注目点はミッションを進めることでMoctezumaを強化できるということだ。

  • 2番目のブロックは政府と神々への血の供物についてだ。注目点は上の画像のとおり。

  • BloodやMesoamericanの朝貢国はアステカの新たな政府システムの一部だ。

  • 講和オプション「Demand Sacrifices」は50%の戦争スコアを必要とし、10のBloodを得る。

  • Mesoamericanの朝貢国はMayanとNahuatlのすべての国家が利用できる。これは講和条約で獲得できる。Mesoamericanの朝貢国は通常の朝貢国のようにふるまうが、その統治者を犠牲に捧げたり、併合したりできる。Mesoamericaの征服ミッションはこの朝貢国でも完了可能だ。

  • 3つ目のブロックは経済と軍事に関するものだ。こうしたミッションの注目点は上の画像のとおり。

  • アステカ以外のNahuatlの国家について、アステカのミッションツリーを作る時間しかなかったため、Nahuatlの国家はアステカを征服し、メキシコのプロヴィンスを領有すれば、アステカのミッションツリーを利用できるようになるディシジョンがある。

マヤ

  • Mayanのすべての国家には小さなミッションツリーがあり、the Mayan Confederationの形成を助ける。注目点として、「The Sign of Venus」「Campaigning Season」「Reforming our Society」は進化する報酬を持つ。Religious Reformをアンロックするたびにこのミッションはリセット(未完了の状態になる)されて再び完了できるようになり、ミッションを完了するたびに補正がアップグレードされる。
  • 建国可能国家としてのマヤに関する変更点として、必要なMayan Religious Reformsが2つで済むようになった点がある。しかしReligious Reformを有効化するたびに5年間は人的資源回復速度が-10%される。また、Increase Autonomyが利用不可になりWar Exhaustionを引き下げる、Harsh Treatment Costが+100%される。さらに、進行中の改革ひとつにつきWar Exhaustionが+3される。

  • マヤを建国するとこのようなミッションツリーを利用できる。アステカのミッションツリーと同様に、マヤのミッションツリーもメソアメリカを統一することと経済的な改善に関するものとなっている。

  • このミッションツリーの注目点は上の画像のとおり。

インカ

  • アンデスにはプロヴィンスや国家の追加はないが、細かな設定変更はあり、アステカと同じくPachacutiは「Legendary Conqueror」特性を持ち、能力値は5/4/6→4/3/5となった。Cuscoのミッションはアステカのミッションと同じような構成で、開始時の統治者が強化される。

  • ミッションツリー序盤の注目点は上の画像のとおり。

  • プロヴィンスの入植に関するディシジョンには現地の部族を倒し、50ドゥカートが必要となる。このディシジョンを使用するとそのプロヴィンスがFrontier Colonyとなり、上のスクリーンショットのようにアンデス山脈に沿って遠くまで入植できる。

  • さらに上の画像の階級の特権も利用できる。

  • インカを建国するとこのようなミッションツリーを得る。Cuscoの征服に関するミッションのほか、4つの小さなツリーがあり、それぞれ注力する点がある。

  • 最初はMitmaに関するもので、ここでの注目点は上の画像の報酬だ。

  • 2つ目の小さなツリーはインカの宗教に関するもので、注目点は上の画像の報酬だ。

  • インカの宗教では死んだ統治者が形式上は生きていることになるという特徴があり、これをEU4で表現するために統治者が死ぬと上のイベントが発生する。

  • 3つ目の小さなツリーは金・偶像・経済に関するもので、上の画像のような報酬が注目点だ。

  • 4つ目の小さなツリーは領土と軍の発展に注目したもので、上の画像のような報酬を得る。

その他

  • さらに、これまで述べたすべての国家にSunset Invasionに関するツリーがある。このツリーは常に一番下にあり、アメリカ大陸の大国によるヨーロッパとアジアへの侵略というテーマに沿ったものだ。

  • このツリーのミッションはほとんどが大規模な征服行に注目したものであり、詳しく説明しないが、注目すべき報酬もある。

来週はオランダ・ヴェネツィア・イタリアについて。

次回:開発日記2024年3月12日――ヴェネツィア・イタリア・オランダ

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コメント

  1. こーれでいよいよ終わりかねぇ?世界中dlcで改変してるやん。hoi4もこんくらいやれ

    • 去年発売された二つ前のDLCの時点で全く同じこと言われてたんだよなあ…

      • dominionの時のことなら新大陸と中東のアプデを匂わせていたしコーカサスメソポタミアのリワークもなかったからちゃんと考えれば最後なわけないと分かるけど今回は状況が大分違うでしょ

    • 最近になって公式フォーラムに登場した、正式名称不明の新ゲームがEU5ではないか、と言われてますね

      https://forum.paradoxplaza.com/forum/forums/tinto-talks.1171/

  2. オーストラリア先住民は?

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