「Cities: Skylines」Hubs & Transport開発日記#2が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は装飾と改善について。「Hubs & Transport」リリース前の開発日記です。
前回:Hubs & Transport開発日記#1――輸送に関する追加
開発日記
Hubs & Transport開発日記#2は装飾と改善について。
新たなヘリ発着場はそれぞれのサービスメニューで確認できる。
- 今回はベースゲームと「Natural Disasters」に関することについて。「Natural Disasters」をお持ちの方向けにはより容量の大きいヘリコプター発着場のセットを用意した。ランダムな災害を有効にしているかにかかわらず、ヘリコプターサービスが都市の遠隔地や行きにくい場所に素早く到達する手段を提供する。「Hubs & Transports」では消防・警察・医療サービス・災害対応航空基地がすべてより規模の大きな発着場を利用でき、より多くのヘリコプターで地形の障害や交通渋滞を避けてニーズに対応できるようになる。
新たな装飾
装飾駐車場で街を美しくしよう。
- 駐車場の要望が多かったので、3つの駐車場が装飾として追加される。「小型・大型の装飾駐車場(Small and Large Decorative Parking Lots)」は並べれば広い駐車場にできるし、2種類ある「複数階層の装飾駐車場(Multistory Decorative Parking Lot)」はスペースを節約できる。こうしたものはすべて明日のパッチで自動的にベースゲームに追加される。
新たな装飾の選択肢で都市をユニークな外観にしよう。
- 修景メニューには7つの新アイテムがあり、これもベースゲームに追加される。「郊外のフェンス(Suburban Fence)」は地域や公園の装飾に、「都市の岸壁(City Quay)」は水辺に新たな命を吹き込む。もちろん、道路のように好きな木に置き換えることもできる。
- また、アフリカ原産の樹種を含む5種類の木を追加した。
巨大なケーキに勝るお祝いはないだろう?
- 「Cities: Skylines」8周年を記念する「バースデー広場(The Birthday Plaza)」も追加した。この広場は市民が集まり、周辺に娯楽を提供する。もちろん巨大なケーキも設置されており、市民が自由に食べられるようになっている。
新たな選択肢と改善点
フィルターは選択肢を絞り込むのに役立つ。
- 道路、公共交通機関のハブ、コンテンツクリエーターパックのユニーク建造物のメニューに新たなフィルターを追加した。道路メニューでは一方通行・双方向・装飾・公共交通レーンがあるかでフィルタリングでき、公共交通機関のハブでは交通機関の種類ごとにフィルターがあり、有効・無効の切り替えが可能だ。コンテンツクリエーターパックのユニーク建造物ではパックごとのフィルターがあり、見たい建造物に直接飛べる。
カテゴリーでアセット名を検索して探し物を見つけることができる。
- また、すべてのメニューに検索機能を追加した。虫眼鏡をクリックすると検索欄が開き、ここに入力する。検索はメニュー全体に適用され、例えば「道路」メニューで「bicycle」と検索すると、規模の大小を問わず名称に「bicycle」が含まれるすべての道路を表示する(注:日本語化Mod導入後にも同様に検索できるかは不明)。
- セーブデータをロードする際にも検索が可能で、セーブデータがたくさんある場合は目的のものを探しやすくなる。
- 「Hubs & Transport」では新たな定員の選択肢を考慮して乗り物の維持費のバランスを見直した。乗り物1台につき一律の維持費ではなく、乗り物のコストは基礎コストと定員に応じた倍率を持つようにした。つまり数人しか乗客を運ばない乗り物は定員の大きなものより安く、混雑する路線では定員の多い乗り物を選択したほうが定員の少ない乗り物を多く出すより安くなる。まとめると、乗客数に合わせて乗り物の最適化を行うことで、路線の効率が上がるだけでなく運行費も下げることができるということだ。
森林火災は消防ヘリコプターがない場合、依然として街に壊滅的な打撃を与え得る。
- 「Natural Disasters」では森林火災の延焼の仕組みを改善した。森林火災に対応し、延焼を抑える機会をもっと得られるようになる。この変更には、以下の改善が含まれる。
- 森林火災が拡大する確率を大幅に引き下げた。
- 森林火災の激しさを少し引き下げた。
- 消防ヘリコプターは倍の水を運べるようになった。
- 消防ヘリコプターはより早く消化できるようになった。
サブメッシュのバリエーションシステムを使って、生えてくる建物もバリエーションを選択できる。
- 「Hubs & Transport」では生えてくる建物で特定のサブメッシュを選択できるようにした。これは公式のものでもワークショップのものでも、ランダムサブメッシュ機能を使用する生えてくる建物に自動的に適用され、選択できるようになる。「Plazas & Promenades」の特定の壁面が気に入ったなら、Wall-to-Wall特化の建物でそれを選択することもできる。
- パッチノートはこちらから閲覧できる。65以上のバグ修正と改善を行い、すべての新コンテンツのリストが掲載されている。
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