「Crusader Kings III」新DLC「West Slavic Attire」発売は11月27日!

「Crusader Kings II」開発日記#36――丑三つ時

その他

CK2開発日記#36が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は悪魔崇拝と暗殺教団について。

前回:開発日記#35――修道士に命じるのは誰か?


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概要

開発日記#36は、悪魔崇拝と暗殺教団について。

  • 魔術が科学に置き換わる理性の時代の偉大な思想家たち以前の、この恐ろしく長い時代において、「オカルト」は当然のように普通の生活の一部とみなされており、社会は呪いと邪悪なまじないを恐れていた。だが……プレイヤーが迷信を信じるからと言って、魔女がプレイヤーを手にかけないというわけではない! 今日のように、自暴自棄な者や恥知らずの者たちは、必要とあらばどんな手を使っても力を追い求めるものだ。それが悪魔や悪霊に対する信仰であったとしても……。

  • これは次の拡張 “Monks and Mystics” における私のお気に入りの結社、悪魔教団(the Demon Worshippers)だ。こうした左道の兄弟姉妹たちにはいくらかのバラエティがある。アブラハムの宗教には「Lucifer’s Own」、テングリの異教には「Plaguebringers」、インドの宗教はカーリーに対する汚らわしい信仰に苦しめられ、バルト、スラヴ、フィンの異教には「The Cold Ones」(邪悪なシャーマン)、ゲルマンの異教にはヘルと強きヨトゥンを讃える者たちがいる。宗教的な文脈にかかわらず、彼らはすべて利己的で、生者の世界においてまったく無慈悲に力を追い求め、死後に待っているおのが運命を気にかけない。
  • 階級が上がるにしたがって、悪魔崇拝者は “Dark Divorce” “Summon Familiar” “Tainted Touch” (健康に対する呪い)のような力を得る。エージェントのネットワークを通じて、彼らは相対的に階級の低いキャラクターを誘拐することもできる。
  • 悪魔教団のコンテンツの多くはプラシーボ効果や自然現象といった言葉で説明しにくく、そのため、プレイヤーが超自然的存在を気にかけないなら、私は単純にこうした結社には加入しないことをおすすめする(というのは、宮廷司祭を通じて邪教の集会を根絶し彼らを迫害するのが、適度に歴史に基づいていてゲームにフレーバーを加えるからだ)。また、プレイヤーが彼らを出したくない思う場合は、ゲームルールからオフにすることができる。

  • 次は悪名高い暗殺教団。イスラム教シーア派の結社で殺人に特化している。とらえどころのないアサシンは自身をアッラーの真の信奉者と考えており、シーア派の発展を促すためならなんでもやり、仲間を守る。忠誠心のある戦士であると同時に有能なスパイでもあり、秘密工作や社交術をダガーと同じくらい巧妙に操り、非正規戦に特化し、敵の中枢を強く打ち据える。
  • 彼らの特別な力は脅迫と殺人だ。例えば、彼らは標的の枕元にダガーを置き去ることで標的の支持を得ることができる(”Conclave” を持っていれば)。
  • 階級が上がると、彼らはある人物を死ぬべきであると定めることができ、それによって階級の低いメンバーはミッションとして殺人を行う。
  • この結社はある種の政治主体や宗教騎士団でもあるため、グランドマスターは特別な軍を動員する力を持つ。
  • “Way of Life” を持っていれば、キャラクターが秘密結社のメンバーとなっているかどうかを「Spy On」を使って探ることができる。

質疑応答

Q1:ゾロアスター教徒は自前のオカルト結社があるの?

A1:ないが、「Lucifer’s Own」に加入できる。


次回:開発日記#37――3倍の偉大さ

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コメント

  1. こんにちは。
    2ch、ファンサイト等あるにしても洋ストラテジーゲームは日本では圧倒的マイノリティです。
    当ブログ、非常に楽しみにしておりますので、今年もよろしくお願いいたします。

    • 日本ではそもそもPCゲームがあまりポピュラーではないですし、ストラテジーとなるとプレイヤーがさらに限られてきてしまうというのはちょっと寂しいですよね……。
      今年もできるだけいい記事を書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。

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