タイムワープにご注意? 文明育成シミュレーション「Civilization VI」

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2016年10月21日にリリースされたCivシリーズ最新作「Civilization VI」がSteamオータムセールで値引きされていたので、我慢できずに買ってしまいました。


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概要

  • ジャンル:ターンベース4Xストラテジー
  • 発表日:2016年10月21日
  • 開発会社Firaxis Games
  • Steamで購入可能(通常版:7,000円、デジタルデラックス版:9,300円。デジタルデラックス版はサウンドトラックのほか、文明やマップなどが同梱されています)
  • 日本語でのプレイ:可能
  • 日本語WikiCivilization6(Civ6)Wiki

ゲーム内容についてはGAME Watchのプレビュー版のレビュー記事が詳しいので、こちらをご覧いただくとよいかと思います。

どこで買うか

結論として、私はオータムセール中のSteamでデジタルデラックス版を購入しました。通常版ならAmazonでダウンロード版を購入するのがよいのではないでしょうか(記事執筆時点では)。オータムセール終了後なら、Amazonのほうが安く販売していそうな気がします。

本作はSteamでは通常版で7,000円と、最近のPCゲームとしてはかなり高い部類なので、やはりちょっとでも安く買えないものかな……というところ。

そこでCiv6を買うにあたって調べてみると、Steam、Amazon、Green Man Gaming(GMG)の3つの販売者が挙がりました。Civ6にはリージョンロックがかかっており日本からアクティベートできるキーを販売していないところも多いようです。GMGもはっきりと日本向け(アジア向け?)のキーを販売しているとは書いておらず、私も実際にGMGでは購入しなかったので、日本からアクティベートできるキーを販売しているかはわかりません

GMG

この中で基本的に一番安く売っているのがGMG。さらに、海外での通常販売価格は60ドル(デジタルデラックス版は80ドル)と、日本での販売価格よりも10%以上低いので狙い目です。なお、「GMGのアカウントに登録してある住所がSteamの住所と同じか確認してね」ということが注意書きにありますので、購入前にきちんと日本の住所を登録しているかご確認ください。

GMGはアカウントを作ってサインインすると値引率が上がるのでこれで見てみますと、通常版は19%オフの48.79ドルデジタルデラックス版は20%オフの63.99ドルと、かなり安く売られています。さらに、ブラックフライデーということで、アカウントを持っているとメールでどれでも10%オフになるバウチャーが送られてくるので、これを使えばさらに安くなります。

ではなぜこの安いところで買わなかったのかというと、Redditのこちらのスレッド。11月頭のスレッドで「Titanfall 2」を買ったときの話のようですが、「サイトが壊れていて、そもそもキーが来るのが遅いし、キーは既に使われてるやつだし、サポートから返事が来るのに5日もかかった。これは私だけではなくて、BF1とかCiv6を買った人にも同じようなことが起こっている」という内容です。

スレッドにはもちろん「GMGで買ったけど問題なかったよ」という投稿もありますし、もう3週間以上前のことなので問題が解決した可能性もありますが、トラブルになったときに英文でやり取りするのがめんどくさいな……と思い、GMGでの購入は見送りました。ただ、安さ重視・英文でのサポートとのやり取りもまあなんとかなるという方は、GMGで買ってみてもいいかもしれません。

ただ、上でも書きましたが、GMGははっきりと日本向け(アジア向け?)のキーを販売しているとは書いておらず、私も実際にGMGでは購入しなかったので、日本からアクティベートできるキーを販売しているかはわかりませんのでご注意ください。

SteamとAmazon

Steamでは11/30 03:00(日本時間)までオータムセールが開催されており、Civ6は通常版が10%オフの6,300円デジタルデラックス版は15%オフの7,905円となっています。一方、Amazonはダウンロード版で、通常版は20%オフの5,627円デジタルデラックス版は7%オフの8,671円

したがって、通常版ならAmazon、デジタルデラックス版ならSteamでの購入がお得ということになります。オータムセール終了後の通常時は、Amazonなら常時ちょっとだけ安くなっているイメージがありますので、Amazonでの購入のほうが安くなる可能性がありそうです。

プレイしてみた感じ

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ゲームの内容については、上で挙げたGAME Watchのプレビュー版のレビュー記事によくまとまっていますのでこちらをご覧いただくとして、プレイしてみて感じたことをいくつか。

研究と偉人

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まず、研究と社会制度が分割されたというのはなかなか面白いと思います。さらに各技術・社会制度にブースト条件がついたことで、技術・社会制度開発に定石を考えにくくなりました。「こっちの技術がほしいけど、でもブーストは効いてないから、ブーストされてるこっちを先にやってブースト条件を満たそうかな」というように、開発の順番が前後することが増えた印象です。

また偉人に関しては、欲しい偉人がいるならしっかりそれに向けて対策しないと獲得が難しくなりました。偉人は文明間でいち早く偉人ポイントを貯めたところに出現するというレース形式なので、漫然とやっていると難易度「開拓者」でもけっこうAIに取られます。

都市

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都市については、国境の拡大がタイル購入を使わない限りゆっくりで、人口増加もかなり制限されるので、狭い範囲でもたくさん建てていくというのが基本になっているようです。そういう意味では、Civ2やCiv3のような古いCivシリーズに近い印象。ただ、その分だけ都市の管理が面倒になりそうな気もします。

都市の管理はCiv5までのように都市管理画面に入るのではなく、マップ上でそのまま行うので、クリックすることが増えて煩わしく感じました。都市管理についてはもうちょっとUIを改善してもらいたいところ。

新たに加わった「区域」は、なかなか面白いルールだと思います。これまでただの邪魔でしかなかった山岳タイルも、キャンパスや聖地ではブーストがかかるのでちょっとしたボーナスタイルになりましたし、区域の組み合わせでもブーストがかかるので、地形と区域の配置をうまく考えるというのが必要になります。ネットをいろいろ見ていくと「国土錬成陣」なる区域配置もあったり……。

ユニット

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ユニットについては、Civ5の「基本的に1タイルに1ユニット」というルールが踏襲されている(ゲームが進むとスタックできるようにはなりますが)ので、このルールがちょっと苦手な私としては「うーん……」というところ。ただ、単にスタックさせるのではなく、スタックに「軍団」という考え方を導入したのは面白いなと思います。

今作では労働者が地形改善を1ターンで完了する代わりに3回使うと消滅するようになりましたが、消費型のユニットであることに加えて生産コストが高いため、労働者の取り回しが重要になった感じがあります。

外交・戦争

戦争や外交はGAME Watchの記事にもある通り、AIがあまりうまく機能していません。まだ開拓者でしかやってないので難易度もあるかと思いますが、「お前はそんなに少ない軍でいいと思ってるのか」と煽られたあげくに奇襲戦争(今作では即時開戦する場合は奇襲戦争と言って、自文明の好戦性が多めに上昇するようになりました)を仕掛けられ、これを撃退して逆襲したらあっさりと勝ててしまうというありさま。

そもそもAIが外交面に弱く、軍が少ないと好感度が下がり、近くに都市を建てると好感度が下がり、最終的に戦争へ……となってしまうので、このあたりにはなにかしらのテコ入れが欲しいところです。

宣戦布告には奇襲戦争と通常戦争が存在し、非難声明から一定ターン数が経過しないと通常戦争できないというのは面白いと思うのですが、これも現状ではどうなのかなあという印象。奇襲戦争したからといって世界を敵に回すわけでもないですし、通常戦争でも好戦性は上がるので、ちょっと中途半端な気がします(どっちにしろ現状では外交はうまくいきませんし……)。

全体的に

都市をひとつひとつ大事に育てるというよりは、陣取り合戦で早くいい土地を確保できた者が勝つというけっこう競争的なゲームで、Civ4以前のCivシリーズに先祖返りするのを意識したのかなというのが全体的な印象です。

あとはこまごまとしたことですが、ゲーム開始時にマップのリロードができるようになってほしいなというのと、ロードが長い(マシンスペックの問題もあるでしょうけども)というのが気になります。

いろいろと書いてみましたが、Steamのレビューなどにも書かれているように、「面白いからすぐに買おう!」というよりは、「この先パッチとかDLCも出るだろうし、それを待って買ってもいいかも」という印象です。ただ、現状でも外交や戦争に目をつぶれば充分面白いと思いますので、「面白そう! すぐやりたい!」という方は今回のセールで買ってしまってもいいでしょう。


私としてはHoI4と同じく今後の発展に期待したいタイトルです。AIは「ちょっと……」でも、ポテンシャルはすごく感じさせるので、開発会社にはぜひとも頑張ってもらいたいところですね。

それから、Steamワークショップを開設してMODにも道を開いてもらいたいなあというところ。Wikiを見ると既にいくつかMODがあるみたいですが、ワークショップがあるのとないのとではアクセスのしやすさがぜんぜん違うので、そこも是非お願いしたいところです。